満天の美しい星空に魅了される「南の島の星まつり」

沖縄本島から南に約400キロ。八重山諸島の中心的な島となっているのが石垣島です。

亜熱帯の豊かな自然と都市機能が共存し、サンゴ礁に囲まれた日本最南端のリゾートシティとして人気の観光地ともなっています。

南の島の星まつりについて紹介します!

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南の島の星まつり

 

日本最南端の八重山諸島は日本で一番赤道に近く、国内では唯一、南十字星が観られる場所。ジェット気流の影響が少ないため、全天にある88星座のうち84星座を見ることができる「星の島」ともいわれています。

 

石垣島には約300年前から星座観測を行って農耕を営んでいたことを示す「星図」と呼ばれる古文書も現存し、星にまつわる民話や民謡が数多く残っています。

そんな「星文化の宝庫」ともいわれる石垣島で、旧暦七夕の頃に開催されるのが「南の島の星まつり」です。

2002年に国立天文台の電波望遠鏡施設が島内に設置されたことをきっかけに始まり、現在では毎年恒例の夏のイベントとして人気。「石垣島をライトダウンしてみんなで楽しもう満天の天の川」を合い言葉に、石垣市主催で開催されています。

イベント

9日間に渡り開催される星まつり期間中は、様々な場所で星に関連するイベントが開催されます。

オープニングでは、20時半から1時間、街中がライトダウン。真っ暗な会場で「八重山星の会」による「星空観察会」や地元アーティストによるライブが行われます。昨年2016年は、石垣島出身の夏川りみやSkoop On Somebodyなどが出演し、夕涼みライブが行われました。満天の星空の下で聴く歌声は格別ですi。

 

イベント期間中は、石垣島天文台や国立天文台VERA観測局の特別公開、星や宇宙にちなんだシンポジウムなど様々なイベントが楽しめます。

過去には「星空コンin石垣島」と題した婚活イベントや星空の下で愛を誓い合う「星空ウエディング」なども開催されました。

 

石垣島の夜空には見たこともないような満天の天の川が広がり、息を飲むほどの美しさ。日本一の「星空の宝庫」で、宝石を散りばめたような夜空に魅了されることでしょう。

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【日程・プログラム】

2017年8月12日(土)~8月20日(日)

 

〈プログラム〉2016年の情報

*夕涼みライブ&ライトダウン星空観望会(南ぬ浜町緑地公園)

*美ら星の歌、星空フォトコンテスト受賞作品発表会&星空講演会(とぅもーるネットセンター:離島ターミナル内)

*4D2U・3Dシアター体験(石垣島天文台)※要予約

*天体観望会(石垣島天文台)※要予約

*VERA観測局特別公開(石垣島観測局)※当日受付

*プラネタリウム(石垣港離島ターミナル)※当日受付

 

石垣島天文台で行われる「4D2U・3Dシアター体験」「天体観望会」はイベント期間中ほとんど毎日開催されます。

石垣港離島ターミナルで行われる「プラネタリウム」は、イベント期間後半の数日間に開催。他のイベントについては土日に集中して行われますので、事前に確認してからお出かけください(2017年のプログラム詳細は未定)

 

【会場】

南ぬ浜(ぱいぬはま)町緑地公園(オープニング夕涼みライブ会場)

石垣島天文台 ほか

入場無料

 

【アクセス方法】

(南ぬ浜町緑地公園へのアクセス)

*那覇空港→南ぬ島石垣空港

〈飛行機〉約1時間

*南ぬ島石垣空港→会場

〈車〉約30分

〈路線バス〉約40分 470円 裁判所前 下車→会場〈徒歩〉約10分

 

(石垣島天文台へのアクセス)

*南ぬ島石垣空港→会場

〈車〉約40分

〈タクシー〉約40分 約3500円

 

石垣島天文台は前勢岳山頂にあります。各所イベント会場を回ることも考慮すると、レンタカーを利用するのが便利です。天文台に行く際、カーナビを使うと間違った案内をされるため、地図で確認しながら向かうこと。

 

【駐車場】

(南ぬ浜町緑地公園)無料駐車場あり

サザンゲート広場駐車場

*満車の場合は八島町の港付近に臨時駐車場があります。

 

(石垣島天文台)無料駐車場あり

天文台近くに第一駐車場と第二駐車場があります。

 

【見どころ】

石垣島天文台でイベント期間中に開催される「4D2U・3Dシアター体験」では、200インチのスクリーンで宇宙を立体的に見ることが出来る4D2U(4次元デジタル宇宙)が上映されます。定員30名、上映時間は30分。電話での予約が必要ですが、一見の価値があります。

「南の島の星まつり」の様々なイベントを通し、宇宙に対する知識も深まることでしょう。




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