シーズン最後のエイサーを満喫「うるま市エイサーまつり」

沖縄本島中部、東海岸に面した勝連半島と8つの離島からなるのが「うるま市」です。

沖縄県内でも青年会によるエイサーが特に盛んなうるま市。地域毎に独自の衣装・踊り・掛け声など、特色ある伝統が受け継がれ「伝統エイサーの郷」ともいわれています。

今回は、うるま市エイサーまつりについて紹介します!

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うるま市エイサーまつり

概要

「うるま市エイサーまつり」は、市内の様々なエイサを一度に見ることができる人気のイベント。各地域のエイサーを青年会が披露することによって、うるま市の伝統文化を保存し、継承することを目的として開催されています。

 

旧盆の時期に踊られる沖縄の伝統芸能「エイサー」。現世に戻る祖先の霊を送迎するため、若者たちが歌と太鼓の音に合わせ、踊りながら練り歩きます。

旧盆に合わせてエイサーまつりを開催する地域も多いのですが「うるま市エイサーまつり」は旧盆の約3週間後に行われるため、夏の終わりを感じさせるイベントとして定着しています。

 

前夜祭を含め3日間に渡り開催される「うるま市エイサーまつり」。

市内各地域のエイサー団体が集まり、力強く躍動感溢れる演舞が次々と披露されます。

うるま市には沖縄最古といわれているエイサーや、花笠を使った独特な踊りのエイサーなどがあります。「パーランクー」と呼ばれる片面だけに皮を張った直径20センチほどの小型の太鼓を使うところが多いことも特徴です。腰を低く落として踊る一糸乱れぬ手足の運びには、独特の美しさがあります。

 

本まつり前日には前夜祭も開催。

「道じゅねー」(道路をエイサーが練り歩く)が行われるので、本来のエイサーに近い形の演舞を体感することができます。旗頭を先頭としたエイサーの隊列は迫力満点です。

 

本まつりの2日間は、両日共に打ち上げ花火も開催され、華々しいエイサーのフィナーレに彩を添えます。

勇壮なエイサーと華やかな花火。「うるま市エイサーまつり」は、シーズン最後ともいわれるエイサーを堪能できることもあり、観光客にも人気の夏まつりとなっています。

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【日程】

2017年9月22日(金)~24日(日)

*22日は前夜祭18:50~21:00

*本まつり16:00~21:00

*本まつりの打ち上げ花火(両日)20:40~20:45

入場無料

 

【会場】

本まつり:うるま市与那城総合公園陸上競技場(沖縄県うるま市与那城中央5)

前夜祭:安慶名交差点~ろうきん具志川支店前

 

【アクセス方法】

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(車利用の場合)

*那覇空港→会場(うるま市与那城総合公園陸上競技場)

〈車〉80分

 

(ゆいレールと路線バス利用の場合)

*那覇空港駅→旭橋駅

〈ゆいレール〉約10分 260円

*旭橋駅→那覇バスターミナル

〈徒歩〉約2分

*那覇バスターミナル前→与那城庁舎前 下車

〈路線バス27番24番ほか〉約1時間50分 1380円

*与那城庁舎前→会場

〈徒歩〉約2分

 

路線バス利用の場合、那覇空港から直接うるま市に入ることが出来ず、所要時間も結構かかります。レンタカーなど車を利用するのがオススメ。ただし、前夜祭の時は臨時駐車場が無いので要注意です。

 

【駐車場】

無料臨時駐車場あり(5か所)

①具志川総合運動公園(約500台)②東照間商業等施設隣広場(約200台)

③海中道路ロードパーク(約300台)④うるま市商工会本所(約200台)

⑤平敷屋浦が浜公園(約500台)

*臨時駐車場より無料シャトルバス運行

*前夜祭の時は臨時駐車場が設けられません。なるべく公共交通機関を利用することをお勧めします

 

【見どころ】

「うるま市エイサーまつり」本まつりでは、市内各地域の青年会が多数出演し、独特の迫力あるエイサーを存分に楽しめます。

中でも人気が高いのは、パーランクーが主体の「平敷屋エイサー」。

300年以上の歴史を誇るエイサーで、しなやかな足の運び方や美しく揃った隊列に伝統の重みを感じることができます。

 

ダイナミックなジャンプで観客を魅了するのは天願青年会。

衣装や振り付け、選曲などに独自の個性が織り込まれています。華麗に舞うエイサー隊に魅了されること間違いありません。

「うるま市エイサーまつり」では、沖縄の伝統芸能エイサーの多彩な魅力を間近で体験することができるのです。




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