海・夏祭りin糸満 「糸満ふるさと祭り」

糸満市は沖縄本島最南端に位置する市です。

街には昔ながらの沖縄の風景が色濃く残り、平和祈念公園やひめゆりの塔などがあることでも知られています。

 

糸満市の素晴らしさを地元の人や観光客にアピールすることを目的として開催されているのが「糸満ふるさと祭り」です。

市民意識の高揚と市民相互の親睦・融和を深めると共に、市民の各種機関・団体の連携と調和を密にすること、また、市民文化の発表の場を創り、調和のとれた活力ある街づくりに寄与することも目指しています。

「糸満ふるさと祭り」は『海・夏まつりin糸満』として「南部豊かな海づくり大会」「沖縄爬龍舟フェスティバル」と合同開催されている祭りでもあります。

今回は、糸満ふるさと祭りについて紹介します!

スポンサードリンク

糸満ふるさと祭り詳細

 

2日間に渡って開催される「糸満ふるさと祭り」。

行われるイベント

 

初日は各集落の伝統芸能及び一般団体演舞、ダンスコンテスト、泡盛まさひろ瓶踊り大会などが行われます。

 

2日目は初日同様に各集落の伝統芸能及び一般団体演舞が行われ、他にも「エイサーinいとまん」や「水鉄砲合戦」「アームレスリング沖縄一決定戦」などが開催されます。

「エイサーinいとまん」では、市内外の青年会や各種団体がエイサー演舞を披露。琉球王朝時代からの伝統芸能であるエイサーの魅力を伝えることで、伝統の保存継承と活力ある街づくりを目指しています。

 

祭り期間中は、地元アーティストによるライブやフリーマーケット、陶器市なども開催。

商品券や糸満市のお酒・特産品などが当たる抽選会も行われます。抽選券付きのチラシを持参すれば誰でも参加可能。チラシは「糸満市観光協会(道の駅いとまん内)」と「糸満市役所」にあります。抽選券を持っていなくても、浴衣や甚平を着用していると参加可能です。

 

「糸満ふるさと祭り」の夜は両日共に花火・レーザーショーがフィナーレを飾ります。短時間に約1000発もの花火が対岸の海上から打ち上げられ、華やかさと迫力は圧巻の一言です。

スポンサードリンク

 

【日程】

2017年の日程は未定。例年8月中旬に開催。

 

*昨年2016年の情報

「糸満ふるさと祭り」13時~21時

同時開催イベントは午前中から開催しています。

 

【会場】

糸満漁港北地区(沖縄県糸満市西崎1-4-11)

入場無料

 

【アクセス方法】

(車利用の場合)

*那覇空港→会場

〈車〉約20分

 

(ゆいレールと路線バス利用の場合)

*那覇空港駅→赤嶺駅

〈ゆいレール〉約5分 230円

*赤嶺駅前→糸満入口 下車

〈路線バス89番〉約20分 450円

*糸満入口→会場

〈徒歩〉約15分 〈タクシー〉約5分 約550円

【駐車場】

会場周辺に無料駐車場あり

 

【糸満ふるさと祭りの見どころ】

「糸満ふるさと祭り」初日に開催される「泡盛まさひろ酒造瓶踊り大会」は、賞金・商品総額20万円を賭けた「瓶踊り」のコンテスト。

「まさひろ酒造」は糸満市に本社及び工場を置く、1883年創業の琉球泡盛酒造メーカーで、沖縄ではテレビCMに「瓶踊り」を使用していることでも有名です。

沖縄には古き良き時代を感じさせる踊りが多数ありますが、「瓶踊り」は陽気なおばぁ達が即興で一升瓶を頭に乗せて踊ったことが始まり。この瓶踊りを伝統文化として再現させ、後世に受け継いでいきたいという思いから「瓶踊り大会」を開催するようになりました。

コンテストではチーム毎に瓶踊りを披露します。一升瓶の中身の容量は自由ですが、まさひろ酒造の泡盛瓶を使うことが決まり。瓶底にすべり留めマットなどを使用しても良いとされています。未成年の参加者は一升瓶の代わりに「バーキ」というかごを頭に乗せて踊ります。

「一升瓶をバランス良く乗せているか」「おどりのアピール性と楽しさ、面白さ」などが審査基準。

一升瓶やバーキを頭に乗せて踊る様子は滑稽で、チーム毎の演出なども楽しめます。古き良き沖縄の伝統文化に触れられる良い機会となることでしょう。




おすすめの記事