毛髪診断士とは?どんな仕事なの?

毛髪診断士は、毛髪に関する知識を持っていて顕微鏡などで頭皮の状態を見ながら毛髪を観察し、毛髪に関する悩みを抱えている人の相談にのり、アドバイスをすることができるという資格です。

発毛、育毛クリニックなどでは毛髪診断士の資格を持っている人が頭皮の悩み相談とアドバイスを行っています。

現在の毛の状態とこれからのアドバイスをすることで、その人に的確なケア方法を指導することができます。
それから、美容院でも毛髪診断士の資格を持っている人がいます。
これはカラーやパーマなどをあてる際に、そのお客さんの髪の状態によってより良い方法をアドバイスするために所持している人が多いとされています。
毛髪診断士の資格は、頭皮や髪のケアに関わる人やこれから関わっていきたいと考えている人が取得すれば仕事で役立てる事ができるのではないでしょうか。

[ad#codo1]

毛髪診断士の試験は難しいの?

毛髪診断士の資格認定試験を行っているのは、公益社団法人日本毛髪科学協会という協会です。
毛髪診断士になるには、毛髪診断士の講習会を受講してから毛髪診断士の認定試験に合格することで資格証を受け取ることができます。

講習会は2日間で行われ、頭皮や髪の知識から実際に診断していくやり方などを詳しく学んでいきます。
髪に関係する化粧品についても学びますので幅広く学習することになります。

2日でマスターしますので、かなりみっちりとした講習内容になります。
ここで学んだことが試験に反映されますので気が抜けません。
講習会の後の試験に合格できれば毛髪診断士として認定されます。

合格率などの詳細が公開されていませんが、講習の内容をしっかり理解していないと試験に合格できません。
ある程度皮膚や頭皮、髪に関しての知識がある人は合格しやすいですが、まったく未経験の場合は大変でしょう。

時間があるのであれば、皮膚に関する本を読んでおく、協会が推奨している本を読んでおくなど少しでも予備知識を入れておくと講習内容も理解しやすくなります。では講習会の内容がどんな内容になのか、少しご紹介します。

[ad#codo1]

毛髪診断士の講習内容

まずは皮膚のしくみなどについて学びます。
人の毛の数や年齢による変化、ホルモンによる毛の変化についても学びます。

遺伝子による毛の異常や毛の役割など、毛周期など毛に関する総合的な内容を勉強します。

それから毛の損傷や毛の異常、抜け毛など脱毛に関する知識を学びますそして毛髪診断に関しての知識を学びます。
診断の仕方はここでしっかり身につけていきます。

最後に化粧品について学びます。

毛髪診断士になった後は、協会に所属することで最新の情報などを得る事ができたり、各種講習などを会員価格で受けることができるなど特典がありますので、ぜひそちらも検討してみてください。
なお、診断士の資格は2年間が認定期間となるので、更新するには更新認定試験を受けなければいけません。2年間に1回は再度知識を確認していきますので、日々学ぶことを怠ってはいけないです。

毛髪診断士講習会は東京と大阪で実施されています。年に4回ほど行われているので日程の合う時に受講しましょう。

毛髪診断士になるには?

基本的に試験に受かれば毛髪診断士として認定されますので、履歴書などにも記載ができます。
大手育毛サロンの求人などを検索すると毛髪診断士の募集などが掲載されていますので、そういったところに直接応募してみると良いでしょう。
育毛サロン以外でも、美容院で毛髪診断士を募集しているところもあります。
毛髪診断士で求人検索をかけてみて気になる求人に応募してみるのが良いのではないでしょうか。
毛髪診断士の資格を活かして活躍できれば、沢山の悩みを抱える人を手助けできますよ。




[ad#codo1]

おすすめの記事