毎年ゴールデンウイークで70万の人でにぎわう例大祭「くらやみ祭り」
昔は、街の明かりを消して深夜のくらやみの中で行われていました。
「出会い祭り」「けんか祭り」とも呼ばれることがあります。
「くらやみ祭り」と言う名称の由来は、
祭りが行われているときは、
余計な明かり等を消しており周りがくらやみにしていたからだといわれています。
今のように街灯があるわけでもないですし、出店もあるわけではないので相当暗かったと思われます。
今回は、くらやみ祭りについて紹介します!
Contents
くらやみ祭り詳細
東京都府中市の大國魂神社(武蔵国の国府である当地の総社)で行われます。
府中市の中心部を六張もの大太鼓と八基の神輿が回る壮大な祭として知られています。
以前は、男女の無礼講が許される奇祭祭りとして江戸の方々から人気がある祭りでした。
昔の人は、中々出会いがなかったのでしょうね。
特に田舎の村なんかは特にですよね。
歴史とともに男女の祭りとしての名残はなくなりました。
今は、神輿、太鼓、山車がメインの祭りです。
屋台の出店も多く賑わいをみせています。
2017年の日程
毎年4月30日から5月6日まで行われます。
2017年の日程はまだわかりませんが、おそらく同様の時期で行われると思われます。
ゴールデンウイークの時期ですね。
くらやみ祭りの見どころ紹介!
- 行列あり
- 山車
- 太鼓
- 神輿渡御
などあります。
一番賑わうのは神輿渡御!
くらやみ祭りで担がれる神輿は8基です。
8基もの神輿が同時に担がれるお祭りはみられないです。
武蔵国内の神々を1ヵ所に集めて、有名な神社6所をまつった大國魂神社の祭礼です。
神輿の数が多いんです。
神輿が市中を練り歩く様子は観る価値ありです。
大太鼓6基の送り込みも迫力があり威勢が良いです。
山車は大きくはないものの、色んなお囃子や踊りがあり24台が揃って曳かれる様子は、すごいです。
府中のくらやみ祭りは出会い目的?
江戸時代のくらやみ祭りは江戸から色んな人がきて素敵な出会いがあったといわれています。
真夜中の民家で男女のなんでもありの祭りは、「暗闇の奇祭」といわれ、昭和以降も続いたといわれています。
もちろん、戦後は禁止され、今では、神輿や屋台がメインの祭りとなってます。
くらやみ祭りは男女の無礼講があった??
実はくらやみ祭りは出会いのための祭りでもあったのです。
昔は、くらやみ祭りのように男女の無礼講が許されるものが日本各地に数多く存在しました。
今の日本のように少子化などで、人不足で悩まされていました。
「子孫を絶えさせないこと」
そういう理由で、ある程度は許されていたのではないかと言われています。
子孫が残すことは、とても大事でしたからね。
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電車
- 京王線「府中駅」から徒歩5分
- JR武蔵野線の方は「府中本町駅」徒歩5分
車で行く方
交通規制が規制が敷かれるので注意が必要です。
電車などの公共交通機関がおすすめです。
それでも、もし車で行かれる場合は、交通規制情報に注意しましょう!
毎年5月3日から6日まで交通規制は細かく敷かれます。
旧甲州街道は通れないと思ったほうがいいでしょう!
その代わり甲州街道は通行可能です。
かなり混雑が予想されます。
京王線で囲まれた内側の道ははほぼ通行禁止となるでしょう!
過去のタイムスケジュール
4月30日 品川海上禊祓式(汐汲み・お浜降り)
9時30分出発~15時30分帰社
5月1日 祈晴祭 9時30分~
5月2日 御鏡磨式 19時30分~20時
5月3日 山車の競演 18時~20時
競馬式(こまくらべ) 20時
5月4日 御綱祭 9時
萬燈大会 12時30分~14時
子供御輿渡御 13時30分
太鼓の響宴 17時~18時
山車の巡行 18時~21時
5月5日 例祭 10時
道清め 13時30分
太鼓送り込み 14時30分
宮乃咩神社奉幣 14時
御饌催促の儀 15時30分
動座祭 15時30分
威儀物授与 15時20分ごろ
御霊遷の儀 17時20分
御輿渡御 18時
坪宮奉幣 20時30分
野口仮屋の儀 22時30分
やぶさめの儀 23時
5月6日 御輿還御 4時~8時ころ
鎮座祭 9時ごろ
まとめ
くらやみ祭りは、出会いの祭りといわれ、男女が出会いにピッタリの祭りでした。
くらやみの中で何が行われていたのでしょうか?(笑)
今では70万人もの人でにぎわい、神輿が有名になっていますが。
歴史あるくらやみ祭り。
目的が変われど市民に支持を受けているのは間違いないですね。
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