電気使用量が500kWh！と言われたらびっくりです。
普通のご家庭では結構使いすぎの使用量になります。
電気代が高騰している中、世間の節電意識が高まってきました。
電気使用量が500kWhになったらどれくらいの電気料金がかかるのでしょうか。
電気料金の計算方法から、電気の節約方法までをまとめてみました。
電気代が気になっている方は、ぜひご一読ください。
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Contents
電気使用量の単位「kWh」とは
電気使用量の単位は「kWh」が使われていますが、具体的な知識がない方が大半ではないでしょうか？
毎月の電気代を把握するうえで重要な単位「kWh」について確認していきましょう。
kWhとは、キロワットアワーと読みます。
1kWhは、1kW（1000W）の電力を1時間使用した場合の電気量を示します。
電気代を計算するときの基本単位となりますので、よく覚えておきましょう。
電化製品には消費電力（W）が表示されていますので、利用時間で計算するとおおまかな電気使用量は計算できますね。
1kWhあたりの電気代
電気代計算の基本単位であるkWhでどれくらいの料金がかかるのでしょうか？
全国家庭電気製品公正取引協議会が公表した「新電力料金目安単価」によると1kWhあたりの平均的な電気代は31円となっています。
電力会社の電力料金改定を受け、令和4年7月22日に27円から31円に改定されました。家電カタログなどに記載されている電気代は、この数値を目安に計算されています。
ただし、目安単価は電力会社によって異なりますし、契約内容によっても変わってきます。
おおまかな計算になりますが、500kWhなら1kWhあたり31円の計算で月額15,500円となります。
世帯別電気使用量
世帯ごとの電気使用量は、家族の人数でも大きく変わってきます。そこで、世帯人数ごとの平均電気使用量を調べてみました。
| 世帯人数 | 一戸建て | 集合住宅 |
| 1人 | 219kWh | 186kWh |
| 2人 | 331kWh | 272kWh |
| 3人 | 386kWh | 313kWh |
| 4人 | 436kWh | 316kWh |
※出典：東京都環境局公式サイト「平成26年度東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 報告書」
1人あたりの電気代が一番高いのが1人暮らしです。人数が増えるごとに電気使用量は増えていきますが、1人あたりの消費量は人数が増えるごとに減っていく傾向があります。
このデータを見ると、月の使用量が500kWhは4人家族の数値を超えていますので、使いすぎな気がしますね。
毎月の消費量が分かれば、1kWhあたり31円の計算で月額が導き出せますね。
| 世帯人数 | 一戸建て | 集合住宅 |
| 1人 | 6,789円 | 5,766円 |
| 2人 | 10,261円 | 8,432円 |
| 3人 | 11,966円 | 9,703円 |
| 4人 | 13,516円 | 9,796円 |
500kWhなら1kWhあたり31円の計算で月額15,500円となりますので、やはり使い過ぎという印象です。
電気を節約できる要素があるなら取り入れましょう。
電気代が高くなる原因
電気代が高くなる原因は、電気の使用量増加による電気料金の上昇が考えられます。
日常生活でどれくらいの電気を使ったのか把握していない人は多いため、知らないうちに使用量が増えていることもあるかもしれません。
電気使用量が増えている理由としては以下の4つが挙げられます。
- オール電化にした
- 在宅勤務になった
- 結婚・出産で家族が増えた
- 季節の変化
電気の使用量が変わっていないなら電気代を確認しましょう。電気料金が上がっているのは化石燃料エネルギーの価格高騰が原因です。
新型コロナによって停滞していた経済活動が再開して、原油価格が上昇しているなどの理由で、世界のエネルギー危機が電気代に影響しています。
節約・節電する方法
節電するうえで一番簡単にできるのが、電化製品の使い方を見直すことです。
例えば、エアコンの設定温度を上げるなどで節約ができます。30分以内の外出であればエアコンをつけっぱなしにした方が電気代はお得です。
使用していない家電のコンセントを抜くことで、待機電力を節約できます。スイッチのついている電源タップを利用するのもいいでしょう。ほかには主電源を切ったり、長期間の旅行をするときにはテレビのコンセントを抜いておくなどが節約方法として有効です。
照明器具も使っている時間が長いので見直してみましょう。白熱電球よりもLEDランプに交換するだけで長期的に見ると電気代がお得です。
あとはテレビ・冷蔵庫・エアコンなどは、10年以上古い年式を使用している場合は、省エネの最新のものに買い替えることで約43％もの省エネになるケースもあります。買い替えはお金がかかりますので、お財布と相談してください。
スポンサードリンク 電力使用量の算出方法から電気料金の計算、節電方法を紹介しました。各家庭の平均使用量からみても、月に500kWhは使いすぎですね。 原因として考えられるのは、北国の暖房代とか、ゲーミングPCの消費電力でしょうか？ いずれにしても節電によって見直す余地はあるので、この記事の例を参考に対策してみてください。 スポンサードリンク
電力使用量500kWhは使いすぎ
