よさこいの意味がわからない。。。

「よさこい」という言葉は、誰もが聞いたことがあると思いますが、意味まではわからないことが多いと思います。

よさこい祭りが有名ですよね。

そこでこの記事では、よさこい祭りの起源から歴史について解説していきます。

自由度が高く楽しいお祭りなので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

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よさこい祭りの起源

よさこい祭りとは昭和29年(1954年)に戦後の不況対策として、経済再興・地域新興として高知の商工会議所が中心となり始まったお祭りです。

誕生から69年経った今では、夏の土佐を代表するお祭りとして毎年開催されています。

 

よさこいとは、「夜さこい」で「夜に来てください」「今晩来てください」という意味であるというのが一般的な解釈ですが、語源には諸説あるためどの説に従うかで解釈が異なります。

 

当初のよさこい祭りは、盆踊りスタイルが基本でした。現在ではロック・サンバ・ヒップホップ・演歌などのアレンジで、たくさんの若者が参加する楽しいお祭りになっています。

よさこい祭りの歴史

よさこい祭りは、昭和29年(1954年)に戦後の不況対策として始まったことは、すでにお伝えしました。当時、よさこい節の作詞・作曲を担当した武政英策さんは、隣の徳島阿波踊りに対抗するにはどうすればいいかと考えました。そして、年にお米が二度収穫できる土佐ならではの鳴子(なるこ:鳥を驚かすための道具)を使うことを発案し、現在のよさこい祭りの形になりました。

また、武政氏は曲のアレンジを許可しましたので、よさこい踊りにはサンバ調やロック調など様々な踊りがあります。一方で、当初のよさこい鳴子踊りを残しているものは「正調」と呼ばれます。

現在では、日本全国200カ所以上で開催されるお祭りに成長しました。海外でも21以上の地域で踊られています。

よさこいは高知発祥の踊り

戦後の不況対策として高知県高知市で始まったよさこい祭りですが、チームの参加条件が「鳴子を手に持つこと」のみなので、かなり自由度の高いお祭りです。

服装にしても正調をはじめ法被やクラブ系、水着や着ぐるみなど、なんでもありの自由さが魅力でもあります。

高知県だけでなく、日本全国で開催されているお祭りですので、興味のある方はお近くのよさこい祭りを探してみてください。

よさこい祭りの開催日

高知のよさこい祭りの開催日は毎年同じで変わりません。

  • 8月9日・前夜祭(中央公園)
  • 8月10日・祭本番(市内各競演場・演舞場)
  • 8月11日・祭本番(市内各競演場・演舞場)
  • 8月12日・後夜祭(中央公園)、全国大会(追手筋など)

お祭りの日を設定する際に、当時の気象データを参考にしたそうです。

屋外で開催されるお祭りですので、晴天率が最も高い日時を設定したといわれています。

 

曜日に関係のない開催日ですが、8月11日は祝日・山の日ですので他の日よりも参加しやすいかもしれませんね。

よさこい祭りの開催地

本場は高知市のよさこい祭りです。日程は前項で説明した通り、8月9日から~8月12日まで開催されます。

そのほかにも日本全国でよさこい祭りが開催されています。

さまざまなよさこい祭りがありますが、その中でも知名度の高い開催地は以下の通りです。

 

開催地 祭りの名称 開催月
北海道札幌市 YOSAKOIソーラン祭り 毎年6月
東京渋谷区 原宿表参道元気祭 スーパーよさこい 毎年8月
埼玉県坂戸市 坂戸よさこい 毎年10月
静岡県沼津市 よさこい東海道 毎年11月

 

高地からチームが遠征するので、高知以外でも本場のよさこいが見物できます。

よさこい祭り関連のイベントもたくさんありますので、興味がありましたら関連情報も調べてみてください。

チケットはどこで入手するの?

よさこい祭りに興味が出てきて見に行きたいけど、チケットはどこで取り扱っているのか気になりますよね?

よさこい祭りはお祭りなのでチケットなどはありません。イベントやコンサートではないので、現地に行けば誰でも見物できる「お祭り」です。各競演場・演舞場で見物できます。

 

例外として、桟敷席が設けられている追手筋本部競演場では入場が有料です。ただし、チケットの競争率は高く入手困難となっています。

桟敷席は県外からの観光客向けに用意されているもので、よさこい祭りのツアーに参加すると、桟敷席のチケットが配布されます。他には市内のホテルや旅館でもチケットを取り扱っているので探してみてください。

よさこい祭りのプログラムは?

よさこい祭りは各チームが、自分たちで決めたスケジュールに沿って市内を回ります。各会場では、到着順に演舞を受け付けるルールとなっています。どの会場を何時に回るのかは、チーム関係者以外知らないということです。

ただし、テレビやラジオの中継がある追手筋本部競演場では、例外的にプログラムが組まれています。同じく帯屋町演舞場でも追手筋本部競演場と連動していますのでプログラムが組まれています。

インターネットで各チームの方が申告した内容をまとめた「どこいこサービス」というものでチームの演舞順をある程度把握できますが、時間が前後したりスケジュール変更されることもありますので注意してください。

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