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花巻市で行われるわんこそば全日本大会
食の格闘技と言われている「わんこそば全日本大会」
毎年2月11日に花巻市で行われています。
わんこそばと言えば、ひたすらそばを入れられ、限界まで食べ続けるもの。
僕は、経験はしたことはないですが、ちょっと興味があります。
意外といけそうな気がする。どれだけ食べれるのだろうか。
今回は、わんこそば全日本大会についてと、歴代最高記録について紹介します。
わんこそばの発祥
ちなみにわんこそば全日本大会は、岩手花巻市で行われます。
これは、岩手が「わんこそば」発祥の地だから。
わんこそばの歴史は、370年も昔です。南部家第27世利直公が江戸行く途中、
花巻に立ち寄りになり郷土名産のそばを提供すると風味を気にいった。
気に入ったのでそばを何度もお代わりされたそうだ。
その際、そばを上品に椀に盛って差し上げたところから「わんこそば」と言われるようになった。
どうしてもわんこそばと言うと、大食いのイメージがありますよね。
元々はお客様にたくさん召し上がってしただきたいというもてなしの食文化なんです。
わんこそばの定義?
「わんこ(お椀)」で食べる
「給仕」がつく
「温かいそば」である
温かいそばなんですね。僕、ざるそばみたいなものだと思っていました。
冷たいそばだと勘違いしていました。
わんこそば全日本大会は昭和32年に「わんこそば相撲冬場所」となり、開催されたのがはじまりです。
わんこそば全日本大会の詳細
部門は
小学生・男女ペア・団体・個人の部門があり、5分間にわんこそばを何杯食べられるかを競う大会。
わんこそば全日本大会 部門別
- 【小学生の部】1人競技時間3分で3人の合計
- 【男女ペアの部】1人競技時間5分で男女2人の合計
- 【団体の部】1人競技時間5分で3人の合計
- 【個人男子の部】競技時間5分の個人戦
- 【個人女子の部】競技時間5分の個人戦
歴代最高記録
歴代最高記録は5分間で254杯だそうだ。第52回大会(平成22年)
- 男性254杯
- 女性225杯
団体戦では2016年587杯という新記録で優勝されました。(最速ファイターズ2016)
食べるコツ
わんこそば多く食べるコツがあるようだ
- 空腹で食べ始めない。
- 朝食または昼食を抜かずに、本来の食事の時間に食べる。
- めんつゆを飲みすぎないようにする。
- そばに飽きないように、適度に薬味を合わせて食べる。
- テンポよく食べ続ける。
わんこそば全日本大会詳細
開催日
毎年2月11日
開催地
花巻市文化会館
住所
〒025-0097
岩手県花巻市若葉町3-16-22
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大会種目及び募集者数
(1) 小学生の部(小学生3人1組) 10組30名
(2) わんこそば甲子園 10組30名
(3) 団体の部(3人1組) 30組90名
(4) 個人の部 30名
参 加 料
(1) 小学生の部(3人1組) 1,500円
(2) わんこそば甲子園(3人1組) 4,500円
(3) 団体の部(3人1組) 6,000円
(4) 個人の部 2,000円
参加通知が届いてからのお支払です。
参加申込み
(1) 申込期間
毎年12月から1月の上旬までです。
この大会と併せ2月5~11日に「元祖わんこそば祭り」が行われ、市内わんこそば店で特典がある。
わんこそば全日本大会の歴史
1957年(昭和32年)12月に、花巻市の嘉司屋(かじや)で「わんこ相撲冬場所」が開催されて何杯食べられるかの競争が行われた。
わんこそばを多く食べた人を「横綱」「大関」等といわれているのは、当時大会開催にあたって趣向を凝らし、「わんこそば」を「相撲」になぞらえて開催したことの名残である。
その歴史は50年をこえ、わんこそば全日本大会という名称になっている。
今では観光客向けの花巻名物として、わんこそばの食べ方が定着してる。
2015年には、わんこそば全日本大会の歴史と実績が認められて、花巻で毎年大会が開催されている2月11日が、日本記念日協会に「わんこそば記念日」として登録・認定されています。
盛岡市でも「全日本わんこそば選手権」が行われている。
花巻が制限時間5分なのに対して、盛岡は15分と長い。
観客動員数も、花巻が2000人を超えるのに対して、盛岡市では400人から700人程度。
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アイドルグループ・ももいろクローバーZのメンバーもわんこそば大会に参加している。
玉井詩織さんだ。メンバー1胃袋が大きい女。
わんこそばに挑戦は2回しています。
わんこそば全日本大会に参加は1回している。
2011年2月。番組でのお企画(テレ朝動画「ももクロChan」)お店でわんこそばに挑戦したことがある。
このときは93枚を記録した。
初心者は100枚が目指すところなので、玉井は悔しがった。
2回目は、2012年の花巻の「54回わんこそば全日本大会」
玉井は62枚しか食べれなかった。成績は下から2番目。
ちなみにこの日の優勝者は213杯。最下位は52枚だった。
こんなに食べれなかった理由は、試合1時間前に、地元名物の即売会で試食。
さらにけっこう大きな花巻バーガーを半分。さらにお弁当をつまみ食い。
こんな状態でわんこそばを食べれるわけなく、残念ながらのブービーだったようだ。
100杯までもほど遠かったですね。
わんこそば全日本大会だけでなく、わんこそばの記録をみていきましょう
- 小林尊通常サイズの645杯相当(12分)2001年TVチャンピオン開催のネイサンズホットドック早食い大会日本予選
- 中嶋広文557杯(無制限) 第10回全日本わんこ蕎麦選手権にて
- 風間博正530杯(40分) 第7回全日本わんこ蕎麦選手権
- 岸義行451杯(15分) 第14回全日本わんこ蕎麦選手権にて。
- 菅原初代480杯(45分) 第25回全日本わんこ蕎麦選手権にて。
- 赤阪尊子470杯(60分) 1999年TVチャンピオン決勝にて。
時間は、花巻市と違って長いですから、杯数も多いですね。
時間は長いとはいえ、信じられない量を食べています。
まとめ
競技のイメージが強くなってきたわんこそば。
本来は大食い・早食いをすすめる食べ方ではなく、
おもてなしの料理です。
今では、観光客を楽しませるイベントとしても「わんこそば全日本大会」
を開催されています。
毎年、歴代の記録を更新しようと頑張っています。
食の戦いを観るのも楽しいですよね。
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