急な雨で革靴が濡れてしまった!

でも明日には、またつかわなければいけません。急いで乾かさなければいけません!
濡れた靴を早く乾かす方法を紹介します。

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靴の乾かし方

一般的な方法として知られているのは雨で濡れた靴をそのままにせず、新聞紙を靴のつま先の方に詰めておく方法です。

革靴を乾かす場合、足の甲の部分が紐を結ぶデザインになっている物がありますが、それを一旦外して風通しを良くするようにしておきます。

革靴など中敷きがある場合は、予め外しておきます。その後に新聞紙を丸めて詰めましょう。

新聞紙を丸める時に固くすると水分を吸収しにくくなるので、柔らかい状態にして丸めてから詰める事がポイントです。詰めた後は壁に立てかけるか吊るすようにしますが、30分くらいしたら様子を見て、新聞紙が水分を吸収してしっとりとしていたら新しい新聞紙に取り替えるようにします。新聞紙は雨でぬれた靴の消臭効果もある手軽な方法とされています。
革靴の場合は靴のタオルなどの乾いた布で外側の汚れを落としてから中にしみ込んだ水分を良くふき取り、運動靴と同じように新聞紙を詰めて風通しが良い場所で日陰干しをします。靴を乾かす時は壁に立てかけておくようにすると効果的です。

もう少し早く乾かしたい人は扇風機かドライヤーの冷風をあてると時間が短縮出来ます。乾かすのを焦るあまり熱風や温風を使うと靴を傷める原因になるので、冷風が鉄則となります。

炬燵(こたつ)に入れておく方法

真冬に炬燵があるご家庭なら、濡れた靴の水分をしっかりとふき取ってから炬燵に入れる方法があります。

早く乾燥するので、普段使いの安い靴を乾かす場合に使える方法ですが、炬燵がない場合はホットカーペットやエアコンなどの暖房を使っても同じように早く乾かせます。

布団乾燥機を使う方法

靴を乾かす方法には布団乾燥機と新聞紙を併用する方法があります。まず新聞紙をつま先に詰めた靴をビニール袋の中に入れます。ビニール袋の口の部分から布団乾燥機のホースを差し込み、温風を送り、新聞紙が湿ったら交換すると早く乾きます。新聞紙だと靴の内側がインクで汚れるのが心配だという人はキッチンペーパーなどの紙を併用する方法もあります。

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シリカゲルを併用する方法

更に効果的だとされるのがシリカゲルを使う方法です。

富士ゲル産業株式会社によるとシリカゲルにはA型とB型の二種類があり、A型の方は乾物やお菓子、薬品の袋などに入っている小袋に入っている乾燥剤、B型は海外への出荷用荷物の梱包用乾燥剤の事を指して言います。

一般的に靴の乾燥に使うのはA型の方でホームセンターなどのお店でも販売していますが、B型の方が吸水性が高いので、より効果を求める場合は100円ショップなどで手に入れておくと良いでしょう。

キッチンペーパーの内側に新聞紙を重ねてからシリカゲルを入れて包むように丸め、靴のつま先に入れておくだけでスピードアップ出来ます。新聞紙だけと同じように様子を見て、キッチンペーパーと新聞紙が湿ったら取り替えましょう。

使用済みのキッチンペーパーと新聞紙は捨ててもOKですが、シリカゲルは捨てずに再利用出来ます。シリカゲルは水気を含むと色が変わってピンク色になるので再利用するためには乾燥させる必要がありますが、ホットプレートやフライパンでブルーになるまで弱火で炒ると使えるようになります。ホットプレートやフライパンを使う時はじかにシリカゲルを入れずに、アルミホイルを敷いた上に入れて加熱しましょう。
加熱したばかりのシリカゲルは表面が高温になっているので、手で触らずにしばらく置いておきます。シリカゲルが冷めたら、容器に入れて保管しておきます。加熱作業が成功すれば繰り返し利用出来るので、使い終わった乾物やお菓子の袋にあったら取っておきましょう。

洗濯機の脱水機能を利用する方法

せっかく靴を洗っても天気が悪いと外で干せなくなる事があります。

そんな時は洗濯機の脱水機能を利用して乾燥する方法があります。
乾燥機に入れる前に靴の汚れを落とし、外側から中まできれいに洗ったら乾いた状態の布でしっかりと包み、脱水します。

丈夫な作りの靴なら短時間で済みます。高価な靴には使えない方法ですが、遠心力を利用した効果が期待出来ます。脱水が終わったら新聞紙をつま先に詰めてから、風通しが良くて雨に濡れない場所で陰干しをします。

洗濯機が不安な人は話題の靴専用乾燥機が便利です。約1時間ほど見ておけば運動靴や革靴が乾燥するので、翌日の通勤・通学などで必要な場合に利用しましょう。

レンガや珪藻土マットで水分をしみ込ませる方法

これも最近話題になっていますが、珪藻土マットを使った方法もあります。

珪藻土マットが高いという人は¥300 SHOP 3COINSで珪藻土コースターを手に入れる事が出来ます。

整理収納アドバイザーでフォトスタイリストのあけみりおんさんはご自宅でウッドボックスと珪藻土コースターを組み合わせて使っているそうです。コースターの上に靴を置いておくだけで水分を吸収するので、ご主人の濡れた革靴に効果的だそうです。珪藻土と同じようにレンガを使う方法がありますが、こちらも靴の水分を吸収してくれるので、試してみると良いでしょう。珪藻土コースターとレンガの両方とも、晴れた日に日当たりの良い場所に干しておくと、再利用出来ます。




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