節分といえば、2月3日によく豆まきをするというイベントのイメージです。

子供の頃は、意味も分からずやっていましたが、今と思えば大切な行事だったのだと

改めて思います。

季節の変わり目は、体調の変化や縁起が悪いことが多く起こるという、昔の人の考えですよね。

年齢とともに、体調には気をつけようと思うと、自然と節分のような季節の変わり目を感じ取るというのは、大切だなと思います。

2月3日の節分の時期に行われる節分祭というものがあります。

多くの人が参拝しに行くというのだが、どういうものか知りませんでした。

行ったこともなかったです。

 

今回は、節分祭について調べてみました。

 

節分祭(せちぶんさい)とは?

立春の前夜または当日に各地の寺社で行われる祭礼です。

節分祭や節分会などの祭礼があるが、行う場所によって名称が異なる場合があります。

神社では節分祭(せつぶんさい)
寺院では節分会(せちぶんかい)

の呼称を使います。
節分は、せつぶん、とも、せちぶんとも呼びます。

よく使われるのは、せつぶんですよね。

節分の意味とは、「季節を分ける」こと

各季節の始まりの日の前日のことを節分と言います。

各季節(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を節分。

今では、立春の前日のことを節分と呼ぶことが多いですよね。

「鬼は外、福は内」など豆まきを学校のイベントでも家でもやりました。
これは、江戸時代以降に立春の前日を指すことが多くなりました。

2月4日が立春です。

なので、節分祭は2月4日の立春前に行うことが通常です。

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節分祭の日程

2月2日 節分祭前日

2月3日 節分祭当日

主な節分祭開催場所

  • 五條天神社(東京都台東区)
  • 稲荷鬼王神社(東京都新宿区)
  • 鬼鎮神社(埼玉県嵐山町)
  • 三峯神社(埼玉県秩父市)
  • 箱根神社(神奈川県箱根町)
  • 浜松八幡宮[9](静岡県浜松市中区)
  • 吉田神社(京都府京都市左京区)
  • 八坂神社(京都府京都市東山区)
  • 大原神社(京都府京都府福知山市)
  • 日吉大社(滋賀県大津市)
  • 長田神社(兵庫県神戸市長田区)
  • 吉備津神社(岡山県岡山市)
  • 防府天満宮(山口県防府市)
  • 須佐神社(島根県出雲市)
  • 鬼恋節分祭(群馬県藤岡市)
  • 鬼岩福鬼まつり(岐阜県御嵩町)

 


この中でも50万人の参拝者が訪れる節分祭

「吉田神社」を例にとり、どのような日程でどのようなことを行うのか見ていきたいと思います。

吉田神社節分祭の主な祭事

2月 2日 午前8時    節分前日祭
疫神祭
午後6時    追儺式(鬼やらい神事)

3日 午前8時    節分当日祭
午後11時   火炉祭

この2日間に約800店の露店も出店しています。
4日 午前9時30分 節分後日祭

節分祭 概要

疫神祭(えきじんさい)

疫神(=災いをもたらす神)に「荒ぶる事なく山川の清き地に鎮まります」事を祈り奉るため、

門外に向かって祭事が斎行されます。

追儺式(ついなしき)

俗に「鬼やらい」と呼ばれもします。

平安朝の初期より毎年宮中にてされていたものを、古式に則って厳修に伝承・継承されています。

その儀式は、大舎人が黄金四つ目の仮面を被り、玄衣朱裳を着装し、盾矛をとりて方相氏となり、・子(しんし※人偏に辰)という小童を多数従え、
陰陽師が祭文を奏し終えれば方相氏大声を発し盾を打つこと3度、群臣呼応して舞殿を巡ります。最後に上卿以下殿上人が桃弓で葦矢を放ち、疫鬼を追い払います。

平安京鎮護の神として、また全国の神を祀る社として、鬼すなわち悪神を追い払い諸人の不幸を除いて、人々の幸福と平和な生活を願います。

火炉祭(かろさい)

巨大な火炉を設けており、参拝者が持参した古い神札が納められております。

納められた古神符守札に宿る神霊を神籬にお遷し、元の御座にお還りになられる様、浄火を点じ焼き納めます。

 

まとめ

節分とはせちぶんとも呼び、季節の変わり目の前の日を節分と言います。
最近では立春の前の日のこと節分と呼ぶことが多くなりました。
つまり、2月3日です。

節分祭は神社で行う祭礼のことです。

家庭で豆まきをやるように、「鬼は外」と同様に、厄を取り除く意味合いがあります。

家庭で豆まきをして、さらに神社に行って、厄除けもいいかもしれませんね。

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