ひとあし、お咲きに。「本部八重岳桜まつり」

 

日本の最南端に位置し、日本一早く春が訪れる沖縄県。春を告げる桜前線も沖縄からスタートします。

桜といえば「ソメイヨシノ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、冬場もあまり気温が下がらない沖縄で咲くのは「緋寒桜(ひかんざくら)」という品種の桜。薄桃色のソメイヨシノとは違い、目にも鮮やかな濃いピンク色の花を付けるのが特徴です。

今回は、本部八重岳桜まつりについて紹介します。

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本部八重岳桜まつりの詳細

日本一早咲きの緋寒桜を楽しめる場所のひとつが、沖縄本島北部・本部町にある八重岳。1月下旬の開花に合わせて「本部八重岳桜まつり」が開催され、毎年多くの人で賑わいます。

標高453mの八重岳には、山道や「八重岳桜の森公園」を中心に、山裾から山頂まで約7000本の桜が植えられています。桜の枝が道路わきからせり出してアーチ状になっているため、まるで桜のトンネルの様。山頂近くまで車で行くことができるので、ドライブしながらお花見が楽しめます。鮮やかなピンク色に囲まれた美しい桜のトンネルを車窓から眺めれば、その幻想的な光景に思わず溜息が漏れることでしょう。

 

「ひとあし、お咲に。」をキャッチフレーズに1月下旬から2月中旬にかけて開催される「本部八重岳桜まつり」。週末には「八重岳桜の森公園」にて様々なイベントも開催されます。

地元の民謡「石くびり大会」や「本部ミス桜」の発表、ヒーローショーや地元パフォーマーによる舞台など、大人も子供も楽しめる多彩なイベントが盛りだくさん。

また、桜まつり期間中限定で八重岳山頂に「本部八重岳・桜大明神」も置かれます。たくさんの可愛いシーサーたちが出迎えてくれる沖縄らしい神社は、平日にも参拝可能。満開の桜に囲まれながら「幸せの鐘」を鳴らして願い事をすれば、幸せな気持ちも倍増しそうです。

 

のんびりとドライブや散歩をしながら美しい桜を堪能できる「本部八重岳桜まつり」。山道からは海も見渡せ、清々しい沖縄の春を楽しめることでしょう。

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本部八重岳桜まつりの日程とアクセス方法

【日程】

2018年の日程は未定(例年1月下旬~2月中旬に開催)

 

【会場】

八重岳・八重岳桜の森公園(沖縄県国頭郡本部町並里921)

入場無料

 

【アクセス方法】

(車利用の場合)

*那覇空港→会場〈車〉約100分 沖縄自動車道利用

 

(高速バス利用の場合)

*那覇空港→本部博物館前 下車〈やんばる急行バス〉約2時間 1900円

*本部博物館前→会場

〈無料シャトルバス〉約15分 シャトルバス運行は土日のみ

〈タクシー〉約10分 約1200円

 

「本部八重岳桜まつり」の醍醐味はドライブしながら桜を楽しめること。狭い山道に多くの車や人が集まります。特に桜の見どころでもある八重岳の中腹から山頂にかけては車が渋滞する確率が高く、急勾配での停車・発進が続きます。車間距離をしっかりとるよう心がけてください。

運転に自信がない方は無料シャトルバス(土日限定)やタクシーを利用することをお勧めします。

 

【駐車場】

無料駐車場あり(八重岳桜の森公園駐車場:500台)

無料臨時駐車場あり(大浜多目的広場)

*開催日の土日は臨時駐車場と会場間のシャトルバスを運行

(バス乗り場)

大浜多目的広場発(本部町博物館前)9:00~20:00まで1時間に1本

八重岳桜まつり会場発(大型バス駐車場)9:30~20:30まで1時間に1本

 

本部八重岳桜まつりの見どころ

「本部八重岳桜まつり」の見どころは、何と言っても山道の桜のトンネル。

山道の途中には各所に駐車場が設けられているので、桜を間近でゆっくりと眺めたい場合は、車を停めて散策するのもオススメです。八重岳は標高453mと決して高い山というわけではありませんが、見晴らしが良くロケーションは抜群。天気の良い日には、遠く伊江島まで見渡すことができます。青い空と青い海、ピンク色の桜のコラボレーションは絶景です。

 

「本部八重岳桜まつり」のイベント会場になっている「八重岳桜の森公園」には、子供が喜びそうな遊具も多く、休憩施設やトイレ、多目的広場も完備されています。子供連れや年配の方も安心してお花見が満喫できることでしょう。

混雑が苦手という方は平日に訪れるのもオススメです。土日以外でも出店などは営業しているので、桜まつりの雰囲気を感じることはできます。

「本部八重岳桜まつり」の楽しみ方は様々。期間中に何度か訪れ、その都度、景色を変える桜の美しさを愛でるのも良いかもしれません。




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