みなさんのなかで、毎年春頃になると、ふとした拍子に、町中のいろいろなところで「穀雨」という言葉を聞くことがあるのではないでしょうか。

もしかしたらお持ちの手帳やカレンダーに書いてある、という方もいるかもしれませんね。
今まで特に気にとめたことはないけれど、確かにどこかで聞いたことがある、でもはっきり調べたわけではないし、言葉の意味は知らないよ、穀雨とは?と聞かれても言葉に詰まってしまう・・・。その言葉がどんな意味を持つのか、聞いてみてもそんな言葉を返す方、実は多いのではないでしょうか。

今回は、穀雨について意味や使い方について詳しく説明したいと思います。

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穀雨とは?

ここで簡単に説明しておくと、「穀雨」とは「こくう」と読み、二十四節気のうちの一つです。

二十四節気とは中国伝来の、陰暦の季節区分であり、二十四気、二十四節とも表されることがあります。

誰もが知っている立春などの言葉も二十四節気のうちの一つなんですよ。

その二十四節気をもっと詳しく分けた七十二候というものもあります。
どちらも自然の時期の季節の特徴を捉えた分け方をしていて、詳しく調べてみるとおもしろいですよ。

中には冬至や夏至など、誰もが知っているような時期を表す言葉も多いです。二十四節気という言葉、そしてその考え方については詳しく解説した本も出版されていたりと現在知りたいと思う方が増えてきているようです。

二十四節気自体は昔からある考え方ですが、季節に関する言葉や考え方、そういった教養とされるものに興味を持つ方が増えてきているのかもしれませんね。

穀雨の時期とは?

さて、そして二十四節気が指し示す月日は毎年少し変化していますが、だいたい穀雨という言葉が表す時期なのはちょうど4月20日ごろ。春の終わりにある時期となります。一般に田畑を整えおわり、春の雨が降る時期を指しているそうです。この穀雨と呼ばれる時期を境に、降雨量が多くなりはじめるそうですよ。

残っていた冬の寒さとも穀雨の時期を境にお別れ。そこから本格的に夏に向けて気温が高くなり始める時期となっていきます。農作業をしている方にとってははずすことのできないそんな大切な時期を表す言葉であるために、一般の方には知られていなくても農家の方は詳しく知っており、本格的に農作業に取りかかる目安として穀雨を一つの基準にしているところも多いそうですよ。

農作業が本格的に始まる時期であるこのころは植物や春の雨に関わる言葉が本当に沢山あります。少し調べてみるだけでも百殻春雨などの有名な言葉が出てくると思います。

今回取り上げた穀雨という言葉はそのうちのひとつ。中国から渡ってきた古くからある、歴史ある言葉ですがいまでもしっかり使われ、活用されている言葉であり、考え方でもあります。

とはいえ、今の世の中では農家の方でもない限り、一般の方の中で普段の日常生活で穀雨という言葉を使う機会がほとんどないのは確かなことです。じゃあ、せっかく穀雨という言葉やその意味を知っていたとしてもほとんど使い道がないんじゃないの、という方、ご安心ください。

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穀雨の使い方

実は現代を生きるサラリーマンやOLにとっても、穀雨という言葉やその言葉が指し示す時期は現代においても知っていると便利な使い方があるんです。穀雨という言葉自体ではなく、穀雨の時期は何があるのか、という考えてみるのがポイント。そして皆さんに是非知っておいてほしい、そして穀雨という言葉とともに覚えておいてほしいのが、穀雨の時期の終わりがちょうど新茶の季節にあたるということ。

誰もが知っている、歌などで有名な八十八夜というお茶摘みの季節を迎えるのです。そもそもお茶は誰でも飲んだことがある飲み物ですし、誰にとっても身近で親しみやすい飲み物です。穀雨の時期の終わりにそろそろ新茶の季節を迎えるのだということを知っておけば、日常生活を送る中でもふとした拍子に役に立ちます。

例えば、その時期に誰かを訪ねる時、「ちょうど穀雨も終わりの時期で、新茶が出ていたものですから」という言葉とともに新茶を手みやげとして持って行けば、訪問先でも気の利いた、そして教養のある人物だと一目おいてもらえるかもしれませんよ。

もちろんこれは一例にすぎません。

一年に一度くる穀雨の時期を知り、ふと自分自身でそういえばもうすぐ穀雨の時期が来るな、せっかくだから家で飲んで楽しむために、新茶でも買って帰ろうかな、と思うだけでもなんとなく日常生活が豊かになると思いませんか。それぞれの季節を表す言葉を知り、その時期にその言葉に関わるこんな行事がある、そしてこんな風な物事と結びついているということを知った上で日常を送ることは、知らないまま日常を送ることに比べて日々の生活を豊かにしてくれます。

特に毎日を過ごす上で必要不可欠な言葉ではないかもしれませんが、せっかく豊かな四季に恵まれた場所にいるので、心の隅にでもとどめておいて、季節が巡っていくことを言葉の上でも楽しんでみる、という使い方をしていきましょう。




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