仕事やる気が出ない、辞めたいというワードを耳にすることが多くなっています。
一昔前は、やる気に満ち溢れてガツガツと仕事に向き合う人が多かったイメージがあります。
何故、現代社会でこのようなモチベーションの低下する人が増えたのか。
やる気が出ない人が増えてきた原因とは?
一つの原因として仕事のやり方から変わってきたというのがあります。
昔は、PC等の機械の性能も悪く、人による手作業が多い時代でした。ですので、一つの作業者をそれぞれ役割分担をして、みんなで協力して行っていく事が多かったということです。
協力して行うので、お互いに励ましあったり等、団結力が強い時代でした。現代社会では、作業の効率化を狙う為、自分の仕事、相手の仕事とキッチリとわかれており、自分の仕事が終われば終わりという風なやり方に変わってきました。キッチリと役割分担をして仕事内容も明確になり、仕事の効率も上がっています。
しかしその反面、一人一人のモチベーションの落差が激しくなりました。例えば同期の子がバリバリと仕事をして上司に可愛がられている。自分は努力して仕事をしても思うような結果に繋がらない、相談できる上司もいないという状況の人のモチベーションはもちろん低下していきます。
だんだん「自分は会社のお荷物なんじゃないか」「どうせ頑張っても給料は同じ」「適当に仕事を済ませて早く帰りたい」「今日も辛い一日が始まる」などと少しずつ仕事を自分から遠ざけようとします。上手く成績があがらない→会社は嫌な所となってしまうからです。嫌な所に頑張ろうと思って行くのにはスタミナを使います。
ましてや毎日、会社に行くわけですからストレスも日に日に増していきます。ストレスから身を守る為に、会社から自分を遠ざけようとするわけです。
これは人の心理として当然の反応です。そこで無理をしてしまうと鬱病などの心の病気になってしまうのです。鬱病は真面目な人によく発症します。ストレスで体が危険信号をだしているのに、みんか頑張っているから自分も頑張らなければいけないと思うからです。色々と仕事に対するモチベーションの低下について説明しましたが、これらの状態を対処する方法があります。
仕事がやるきがおきなかったときの対処法
簡単に言えば、これらのことはすべて気持ちの問題です。しかしほとんどの人が無理に仕事を楽しくしようとしてしまい失敗してしまいます。はっきり言って嫌な事を急に楽しくすることは無理です。嫌なことは嫌ですから。ですので発想を変えてみてください。
会社が嫌な所だということを受け入れることがスタート地点です。そして周りの人も同じです。頑張っているように見えて、意外と頑張っていません。
頑張るべきポイントを知っているだけです。会社に行って毎日すべてのことを全力で取り組んでいる人なんてほとんどいません。ですので、会社に行く前に今日一日の仕事内容をイメージして、何に重点を置いて仕事するのかを決めてください。決めたこと以外は出来なくてもいいです。怒られても右から左に聞き流しましょう。
可能な人は、上司に今日は何を頑張るのかを事前に話しをしておくといいかもしれません。そぉやって毎日、限られたことを一つ一つ頑張ることで毎日のストレスが少し低減していきます。また朝、会社に行くときも10分でいいので早く着くように心がけましょう。10分早く行って10分早く仕事をする必要はありません。
心の準備運動をしてください。例えば一日の流れをイメージしたり、ゆっくりとコーヒーを飲んだり等です。10分会社に早く来るだけで、周りが自分を見る目も変わり、自分自身も心にゆとりが出来ます。この10分早く来るというだけ一日の仕事の出来高がかなり変わります。頑張る仕事内容をピンポイントに決めて、10分早く会社に来るだけで仕事に対するモチベーションは、何十倍も上がってきます。
しかしこのようなことをするモチベーションすらない人もいるかと思います。そぉいった人は色々と原因がありますが、代表的な原因で、自分の今の仕事は完璧だと思い込んでいる。たまにこのような人がいます。良い上司や周りの人のフォローが上手く、あたかも自分の仕事が完璧だと思い込んでしまっている人です。
はっきりと申し上げて、そんな人いません。もう一度、周りをよく見て誰が何をしているのかを観察してみてください。意外と言わないだけで自分のミスのフォローをさりげなくやってくれている人がいたりします。
それでも自分の仕事にミスはないという人は、仕事で困っている人がいたら助けてあげましょう。
そぉすることで「周りはこんなことでミスするのか」「こおいう風な仕事のやり方をしているんだ」と色々な発見があり、自分のスキルアップにと繋がり、モチベーションの向上にも繋がります。
そしてその行いは、将来の自分に何十倍にもなって帰ってきます。そおすることで、将来の自分に投資をしましょう。
色々とモチベーションを上げるポイントを説明しましたが少しの改善で仕事に対する気持ちは上がっていきます。