洗濯機は生活していく上で衛生上必要最低限の環境を整える家電のひとつです。
しかし、どんな物もいつかは壊れてしまいます。
勿論今ご自宅にある洗濯機もです。
では、その洗濯機の寿命はご存知でしょうか?

今回は、洗濯機の寿命について紹介します。

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洗濯機の寿命は??

一般的にメーカーには部品を7年間保有しなくてはならないという義務があります。
ですからそれらに合わせて洗濯機の寿命は8年ほどと言われています(ただし、使用頻度ががどな場合はさらに短くなります)。
ドラム式に至っては使用回数となります。
どの洗濯機かにもよりますが、大体2500回から3500回ぐらいだと言われています(あくまで目安です)
これらをあまりにも上回る長期間にわたる使用年数や回数だと先ほどの「部品の保有義務」の期間からも離れてしまう為、いざ修理をしようと思っても出来ないという事態も発生してしまいます。
まさに「保有義務の消滅→修理不可能→寿命」という感じでしょうか(よく言われている物の礼です)。
このような事態や事情もあり、もっても10年くらいだろうかと考える方もいらっしゃるようですがそうゆっくりも考えてはいられないというのが洗濯機です。
1日でも使えなければ1人ならそこまでではないかもしれませんし、さらに近くにコインランドリーでもあればそこまでではないかもしれません。
しかし、家族の方全員の洗濯物(人数が多ければさらに大変なことに)が溜まるのはとにかく困った事態です。
かと言ってすぐに買いに行くことが出来ればいいのですが、実際はそうもいかないものです。
階に行くことが出来たとしても、焦りからじっくり選べず、特売の札がかかった商品をさらに値切るような会話になっていき店員さんの話術に載せられて購入してしまい、後日さらに安くていいものを見つけるという事にもなりかねません。
10年も経てば故障する確率もかなり上がってくるので「アレ?」と思ったら買い替えの準備を考えた方がいいと思われます。
ではどのような異常があった場合、寿命と考えればいいのでしょうか。

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どのような異常があった場合、寿命??

異音

まずは洗濯中、脱水中の大きな(今までとは違う感じの)”異音”がすることがあるというのはよく耳にする話ではないでしょうか?
実際にこれらの事から次々と異常が発生しているようです。
主に部品の劣化からくるものなので、いつ異常が起きるか分からない事態でしょう。
ただし、洗濯物の中に鍵やピンが入ったままになっていた場合の以上であることも考えられるので、一度確認してから結論付けることをお薦めします。

脱水時

次に来るのが給水時、脱水時の異常です。
主に今までよりも時間が長くなったという状態です。
いつもならすでに終わっている頃だと思ったらまだ脱水に時間がかかっているという症状でこちらも要注意でしょう。

給水中、洗濯中、すすぎ、脱水という工程の中でたびたび止まってしまったり、同じ動作を何度も繰り返すなどの状況があった場合はかなり危ないのではないでしょうか?
特にすすぎや脱水で見られる症状なのですが、時間表示の部分の数時まで作業残り時間が増えたり減ったりを繰り返すなどがある様です。
ここまで来ると、いつ止まるかという段階でしょう。
他にも動きが止まる、洗い槽から水がしみ出してくるなどの症状も例として挙げられます。

外置きの洗濯機の寿命

基本的に洗濯機は室内に置いてある場合がほとんどだと思いますが、外置きにしていらっしゃる方もいるという事で、その場合の寿命の変化についてもお話しさせていただきます。
洗濯機を外置きにするという事は、様々な天気や気候にさらされている状態であり室内に置いている場合よりもダメージが大きく故障もしやすくなり、その分寿命も短くなります。

原因は2つあります。

では、どんな原因がありどのような影響があるから外置き洗濯機の寿命の方が短くなるのか?

大きな原因は「温度・紫外線」です。

温度

外に家電製品を置いておくという事は、家電なら本来は避けるべき季節によって変わる温度差の影響を直に受けてしまうという状況下に置かれることが大きな例として挙げられます。
温度は1年を通して変化します。
冬は0度くらいの低温で冷やされ、夏は40度前後の高温で熱されます。
この影響で洗濯機内のプラスチック部品や排水バルブ部品などが温度変化からの膨張または収縮をして、更に何年も同じように繰り返すことで亀裂などが入る事があるのです(電子部品は温度の変化に弱い物なので一般的な家電はどれでも同じような現象が起きてしまうようです)

 

紫外線

そしてもう1つは紫外線です。
こちらは不思議に思う方もいらっしゃるようですが、紫外線の影響も電子機器には天敵と言えます。
紫外線は洗濯機のボディ部分のプラスチックなどをもろくしてしまうのです。
しかもその上から雨にぬれ、その水が入り込むなどすることから鉄板部分が錆び、異常が起きてしまうのです。
その結果内側に大きなダメージを受けて、故障してしまうのです。
これらの事から、(状況等は様々ではあると思いますが)洗濯機は室内に置くことをお薦めします。

さてここまでは洗濯機の寿命やその原因そのものについてのお話でしたが、やはりいつかは壊れてしまうという事態は避けられないものです。
ここからは寿命の来た洗濯機のその後を少し紹介させていただきます。

洗濯機の寿命のあと、処分について

古い洗濯機を処分しなければ、新しい洗濯機を買うことはできません(絶対ではありませんが、置いておくところがなかったりなどの問題があります)。
その場合の処分方法については近年色々な決まり事(条例等)があり、悩ましい問題でもあります。
勿論、お金を払って引き取ってもらうか買った家電量販店などで引き取ってもらうという事もできる場合は利用するでしょう。
しかし、ただ引き取ってもらうだけではもったいないというのも事実(下手をすると費用が掛かるので)です。
そんな中で、私が1番のおすすめする処分方法は「不用品回収業者」を利用しての処分方法です。

この方法なら、たとえドラム式洗濯機でも全自動式洗濯機であってもとにかく様々な種類の回収をしてくれるのです(例外は、やはりあるようですが)。

しかも、完全に壊れてしまっていても大丈夫なのです。
壊れていても問題ないという事ですので、使用可能な物なら買い取りまでしてくれるという事もありますので、査定にまず出してみるというのもいいのではないかと思います(ただし、依頼した業者にもよるのでケースバイケースなのは否めませんが)。

何より業者は自宅まで来てくれるので(大きな思い家電をわざわざ持っていかなくてもいいので)非常に楽です。
これらが即OKというのも大きなうれしいポイントではないでしょうか?

ただしここで注意すべきことがあります。
選んだ業者が悪徳業者であった場合です。
業者に依頼した際はまず(必ず)見積書を確認してください。

その中でおかしな点があったり、その件について問い合わせるなどした際返事が曖昧であるなどの状況になった場合は悪徳業者であるかもしれませんので、注意して確認をしっかりおねがいいたします。

その他ではリサイクルショップでの売却なども一応は良いかもしれません。
ただし、この場合は店舗によってかなり売却額が変わってくるので少し知識が必要になってしまうので注意の方、お願いいたします。

最後にしておかなくてはいけないことが一つあります。
それは回収してもらった後の家電がどうなるのかを確認しておくという事です。
回収してもらってそこまでかと思いきや、不法投棄になってしまっていた!何てことになっては問題ですから。

生活の一部である洗濯機。
買ったその日から寿命を迎えるまで、そしてそのあとまで責任を持ち、よりよい生活を送る。
あまり考えない事ではありますが、大事なことだと思いました。




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