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横手かまくら祭り
みちのく五大雪まつりの一つ「横手のかまくら」
毎年2月の中旬に開催されています。
かまくらといえば、雪が積もる地域に生まれた僕は子供の頃によく作りました。
そこで、よくおもちとか食べました。
大人になるにつれて、かまくらを作ることもなくなりましたが、かまくらをみると懐かしくなります。
横手のかまくらは、450年の歴史がある「かまくら」は、水神様をまつる小正月行事なのです。
かまくらの中からは、子どもたちが「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」
「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」と声をかけます。
地元の方は、あまえこ(甘酒)やお餅を振る舞ってくれます。
祭り期間中、市内に100基ほどできるかまくらの中では、甘酒やお餅などを食べながら、夜が更けるのも忘れてしまうことでしょう!
今回は、横手のかまくら祭りの詳細や駐車場について紹介したいと思います。
[ad#codo1]横手かまくら祭り詳細
開催期間
2017年2月15日(水)~2月16日(木)
点灯時間
18~21時
料金 :無料
明かりの数
ろうそく約3000本
昨年の人出 は47万人
メイン会場
- 横手市役所本庁舎前道路公園
- 横手公園
なります。
横手市役所本庁舎前道路公園まではJR横手駅から徒歩およそ10分です。
アクセスしやすいです。
その他の会場は
- 羽黒町武家屋敷通り
- 二葉町かまくら通り
- よこてイースト
- 蛇の崎川原
など
駐車場
会場には、100台無料の駐車場があります。
他にも、
牛沼駐車場 50台[大型バス7台]
芝生広場駐車場 20台
があります。
ただそんなに多くない駐車場ですから、公共交通機関を利用するのがおススメです。
横手各地でかまくらイベントが行われいます。
15分間隔で運行無料の会場巡回バスがありますので、横手かまくらをバスで回って楽しむのもいいですよ!
[ad#codo2]各会場のみどころ
- 二葉町かまくら通り:地元住民による温かいもてなしがあります。
- 羽黒町武家屋敷通り:武家屋敷にかまくらのコンボ。
- 横手市役所本庁舎前道路公園:メインとなる会場です。
かまくらの数が最も多いです。 - 横手公園:ライトアップされた横手城が見れます。
- よこてイースト:入り口がハート形の「ラブ♡かま」が見れます。
- 蛇の崎川原:無数に広がるミニかまくらの会場です。
横手のかまくらは
- 田畑の害鳥を払う鳥追い
- 水神祭り
- どんど焼き
などの行事が合わさったことが由来とされています。
と言われています。
水神祭りとは?
水害や流行病の発生しやすい時期に,災厄を追い払い浄化する意図で行われていたもの。
どんど焼きとは?
小正月に正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、
火祭り行事です。無病息災・五穀豊穣の祈願の意味があります。
横手のかまくらの歴史
開催日は昭和29年より2月15日となりました。
その後「雪まつり」として開催することになりました。
徐々に交通の量が増え、交通の邪魔となったかまくらは、縦長になっていきました。
さらに交通の邪魔になってくるようになると、かまくらの数が減っていきました。
それではと、ミニかまくらが作られるようになりました。
そして、かまくら通りを設けるようになり、かまくらを作り、観光客に対応するようになったんです。どんなに邪魔と言われようが、形を変えながら、続けたい!という
地元の方のかまくらにかける気持ちが伝わってきますね。
その気持ちが、現在のかまくらになり、多くの観光客の皆さんに支持を受けているんですね。
ネットの口コミをみると、満点の評価を受けていました。
かまくらの語源
かまくらの語源はたくさんあります。
それぞれ確証がなく、断定することは難しいようです。
・「かまど」の形と似ているから?
かまくらの原型はかまど型。
形ばかりでなく、この中で正月用のしめ飾りなどを焼いたことから「かまど」を語源とする説となっています。
・鎌倉大明神を祀ったから?
古い書物に、かまくらの側に鎌倉大明神の旗が立てられている絵があったことから、また鎌倉大明神を祀ったとも書かれています。
この神の名から「鎌倉」を語源とする説があります。
・神座(カミクラ)からかまくらになった?
雪室は神様の御座所、即ち神様のおいでになるところ神座である。そこから神座(カミクラ)がかまくらに変化したという説。
・鎌倉権五郎景政を祀ったという信仰?
後三年の役。弱冠16才で勇敢に戦った景政を祀ったことから、かまくらとなったという説。
・鳥追い歌の歌詞から?
鳥追い歌があります。その歌詞に「鎌倉殿」があることからかまくらになったという説。
どの説もありえそうですね。
まとめ
横手のかまくらは、450年の歴史があるみちのく雪まつりの1つです。
何度も、かまくらがなくなる危機を乗り越えながら、形を変えながら今も伝統が継がれています。
そして、支持をうけ多くの観光客が訪れます。心を和ませてくれるんです。
町をあげてとりくむイベントは、これからも観光客をたのしませてくれることでしょう!
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