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老後に必要な金額
僕は、30歳になり20代に比べると大分収入が増え、余裕が生まれてきました。
そろそろ老後のことを考えようかなーと思い始めました。
自営業のため厚生年金に加入はしていないため、国民年金だけです。
浪費癖もあるので、目標額がないと使ってしまいそうです。
くいっぱぐれはないだろうなーと思ってはいるものの、どれだけ貯めておけばいいのだろうか?
老後資金、独身で国民年金の人はいくら貯めればいいのだろうか?
調べてみました。
[ad#codo1] 結婚する人が減り、さらに離婚する人も増加のため単身者世帯が増加しているようです。全ての世帯のうち単独世帯が3割を超えているそうです。
単独世帯とは一人暮らしのこと。
これからさらに単独世帯は増えていくと見込まれています。
個人の価値観は異なりますので、どれだけ生活費用が必要かは決めてしまうのは難しいですが、
一般的な金額を紹介したいと思います。
基本的な生活であれば15万円あればいいとされています。
趣味などにもかけたい!などのゆとりある老後であれば25万円です。
約10万余計にかかる計算です。
ちなみにこの二つには、家賃が含まれていません。
家を持っていない場合は、家の家賃分もいれて考えてみましょう!
老後とは60歳から85歳までと仮定します。
老後を25年として考えます。
一人の場合
基本生活15万円×12月×25年=4500万円
ゆとり生活25万円×12月×25年=7,500万円
ちなみに夫婦の場合
基本生活 25万円
ゆとり生活 40万円
年金はどれだけもらえるの?
年金は、国民年金と厚生年金があります。
自営業だと、国民年金だけ。
会社員の人は、厚生年金も入っていると思います。
それぞれ、支給額が異なります。
40年納付した場合、国民年金は65歳より月約64,000円支給されます。
※注意しなければいけないのは、支給額。支給年齢の引き上げが議論されています。
将来は70歳からでしかもらえない可能性もあります。額の引き下げも検討されています。
今回は、現行通りの65歳支給、64000円で計算しています。
85歳までなら
国民年金の場合 1,320万円
厚生年金の場合 3552万円(現役時代の年収により異なる)
これが国からもらえるお金ですから、
自分の必要な老後資金から引き算すればいいわけです。
・基本生活の場合で国民年金の人の必要額
3,180万
・基本生活の場合で厚生年金の人の必要額
942万
・ゆとり生活の場合で国民年金の人の必要額
6,180万
・ゆとり生活の場合で厚生年金の人の必要額
3,948万
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老後資金ってどんなものがある?
- 毎日の生活費
- 医療費
- 住居維持費
- 冠婚葬祭費
- 旅行
- 付き合い
- 趣味のお金
など
若いころに比べて、欲しいものが少なくなり、子どもにかけるお金もなくなるので、
必要なお金が少なくて済む!と思いがちですが、
高齢になると医療費の負担が大きくなる可能性はあります。
70歳以上の場合の医療費の自己負担は基本的に1割となります。
また、高額療養費制度を活用することで、
入院したとしても最大で4.4万円の負担でありそれ以上の医療費はかかりません。
ただ、通院するときの交通費や差額ベッド代など公的な制度ではカバーしきれないところもあります。
また、1人暮らしの場合には配偶者や子供たちに介護を頼ることが難しいたえ、
一人の場合は、介護が問題です。
親族など頼る人がいない場合は、ヘルパーや介護施設への入居が必要です。
入居には100万前後、毎月の入居費用も20万前後かかります。
若い頃に想像できないですが、介護費や医療費というものが相当負担になってきます。
老後資金づくり
公的年金だけでは不十分と思うなら他にも自分で用意しておく必要があります。
- 確定拠出年金、国民年金基金
- 民間の年金
- 生命保険の積立
- 一般的な資金運用
などがあります。
貯金などでもいいですが、現在の金融機関では利子などはほとんどつきませんので、
積み立てたお金よりもできるだけ将来受け取る額が増えるように計画しておく必要があります。
自分の現在の生活、お金に対する感覚などを考慮して、無理なくできる方法を選びたいものです。
できるだけ早い段階での準備をお勧めします。
毎月どれだけ積み立てればいい??
僕は30歳ですから老後まで30年の猶予があります。
よく言われているのは、毎月の給料の10%から15%を積み立てればいい。
それだと、よくて3万。
年利5%の利率の商品に手をだしても、2500万ぐらいにしかなりません。
さらに僕は老後ゆとりある生活を送りたい。
ということは、6000万を超える資金が必要となります。
そうなると金利5%と考えると、大体月々7万ほど積み立てる必要があります。
月々7万を30年積み立てると、やっと6000万に近づきます。
あとは、国民年金を毎月もらえば、ゆとりある老後の生活をおくれます。
まとめ
今回は、老後資金の必要額、特に単身者で国民年金だけの人に注目して、紹介しました。
基本生活とゆとりある生活によって必要額が異なりました。
老後は医療費がかかります。
さらに単身者の場合は、介護費を多く見積もっておく必要があります。
ゆとりある生活の場合は、6000万近くのお金を現役時代にためておく必要があります。
さらに、これから、年金の支給額、支給年齢について見直しがされていくと思います。
自分の老後資金は自分で確保していくのがいいでしょう!
若いうちに積み立てて、ゆとりある老後をおくれるようにしましょう!
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