チャンプルー文化を体感「沖縄国際カーニバル」
沖縄本島中部にある沖縄市は、東アジア最大の米軍基地「嘉手納基地」の門前町として発展を遂げてきました。県内各地の地域文化やアメリカ文化、移民国の文化などが加わり、あらゆる文化が渾然一体となった特異な風土(チャンプルー文化)が形成されています。
今回は、沖縄国際カーニバルについて紹介します!
[ad#codo1]沖縄国際カーニバル詳細
毎年11月下旬に開催される「沖縄国際カーニバル」は、世界45カ国あまりの人々が暮らす沖縄市ならではの国際色豊かなイベント。沖縄市民の融和と産業の活性化を図り、国際色豊かな市の特性を発信する市民まつりとして「国際文化観光都市」の街づくりに寄与することを目的としています。2008年からは「ゲート#2フェスタ」も同時開催となり、様々なプログラムが繰り広げられる人気のイベントとなりました。パレードや国際綱引き、音楽ライブ等々、国籍を超えて音楽・芸能で盛り上がる、沖縄市の秋の定番イベントとなっています。
異国情緒溢れるゲート通りを封鎖し、2日間に渡って開催される「沖縄国際カーニバル」。
メインイベントのひとつである「カーニバルパレード」は、約300名の参加者が色とりどりの衣装を身にまとい、様々なコスプレを楽しみながらパレードします。エイサーをはじめフラメンコやフラダンスなど多彩な団体も参加。沖縄市在住の外国人チームも数多く参加し、それぞれの国の文化が表現され賑やかに盛り上がります。
パレード参加者の順位を決めるギャラリー投票も行われ「沖縄国際カーニバル」の中でも人気のイベントです。
「沖縄サンバカーニバル」も目玉のひとつ。県内外のサンバチームが参加し、サンバの軽快なリズムに乗りながらパレードするイベントです。サンバクィーンコンテストも開催され、イベントを華やかに彩ります。
「沖縄国際カーニバル」で行われるパレードは、中央パークアベニューから国道330号線を経由してゲート通りを行進する予定です。
外国人も大勢参加して開催される「国際大綱引き」も人気のイベント。
日本人と外国人が入り乱れて大綱を引き合い、沖縄市らしさを見せてくれます。市内には米軍関係者が多く居住していることから日米対抗戦も開催。熱戦を繰り広げます。
使用される大綱は全長80m、総重量8tという巨大なもの。3000人以上のボランティアが集まり、約1ヶ月半かけて作られています。
「ゲート#2フェスタ」では、音楽ライブやアームレスリング大会、琉大プロレス、大道芸などのストリートパフォーマンスを賑やかに開催。
フェスティバルの目玉でもあるハーレーを中心にした約300台の「バイクパレード」は迫力満点です。アメリカ人のバイク愛好者をはじめ、県内外からライダーが参加し、年々盛り上がりを見せるイベントとなっています。
多彩なイベントが目白押しの「沖縄国際カーニバル」。
沖縄市のチャンプルー文化を体感する良い機会となることでしょう。
沖縄国際カーニバル日程とアクセス方法
2017年の日程は未定。昨年2016年は11月26日(土)・27日(日)に開催されました。
13時~21時
【会場】
コザ・ミュージックタウン(沖縄県沖縄市上地1-1-1)
コザ・ゲート通り周辺ほか
入場無料
【アクセス方法】
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(車利用の場合)
*那覇空港→会場(コザ・ミュージックタウン)
〈車〉約50分
(バス利用の場合)
*那覇空港→沖縄南IC 下車
〈高速バス111〉約50分 1040円
*沖縄南IC→会場
〈徒歩〉約15分
沖縄のタクシー料金は安いので、会場までタクシーを利用しても良いかもしれません。
〈タクシー〉約10分 約550円
【駐車場】
無料駐車場あり(沖縄市民共同駐車場500台)
*近隣に有料駐車場あり
(コザ・ミュージックタウン施設内に立体駐車場完備・約230台・1時間100円)
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沖縄国際カーニバル見どころ
「沖縄国際カーニバル」では、音楽ライブも見逃せません。
沖縄市のコザは、オキナワンロック発祥の地。日本人と外国人による本場のロックを堪能できます。
また、昨年2016年には「CINEMA PICNIC(シネマピクニック)」も開催されました。「CINEMA PICNIC」は、沖縄県の各地を巡回する移動型映画。「沖縄国際カーニバル」では、運天港ターミナルに設置された上映ブースで開催されました。無料の映画上映会で、食べ物や飲み物などの持ち込みは自由。映画館では出来ないような楽しみ方で映画を満喫できるのでオススメです。
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