今話題のエア花見。
私はテレビの情報番組で初めて聞いた言葉でした。
朝食をとりながらだったので、なんとなく耳で聞いているだけだった私は思わずテレビを二度見したくらい衝撃でした。
自分なりにエアでやることのメリットとデメリットを考えてみるこにします。
エア花見が人気の特徴
コミュニケーション不足
それは若者のコミュニケーション不足だと思いました。
知らない人と接したくない、自分の気のおける仲間たちだけの顔を見ておしゃべりがしたい。
私もゆとり世代ですが、そのもっと下の今の世代の子達は上司から飲みに誘われたら、それは仕事ですか?残業代がでますか?と聞くか、予定があるので帰ります。
この2つの返事が多いような気がします。これは私の勝手な主観ではありますが…
そんな世代ですから、気を使いながら飲むならいっそ飲みたくないのでしょう。
有名なお花見スポットの公園といえばもうドンチャン騒ぎです。カラオケしてる人達が何グループもあって、お酒が入っていたら隣のシートのグループなんて仲間でしょう。
ここにいるみんなで楽しもうぜ!桜見上げながら酒飲もうぜ!ってちょっと暑苦しいお花見なんですよ。
そんなのが嫌なんでしょうね。お花見をホームパーティにしてしまうのですから。
でも、若い世代だけではこんなにブームは起きないと思います。
なので違う世代、暑苦しいお花見が好きな世代でも人気の理由はなんでしょうか。
お花見をする季節って春なんですが、まだ四月初旬…シートを敷いているとはいえ地面にずっと座っているのはとても寒いです。
トイレ事情
そして、そんな寒い中お酒なんて飲んでしまったらそう…トイレ問題です。
大きな公園には大きなトイレがあって、さらに仮設トイレも設置してくれていますが…女子トイレ長蛇の列です。トイレ行きたいなと思ってからトイレに向かったのでは危険なくらい長い列ができてしまっています。
さらに同じ女子としてどうなのよと思うような使い方をしてる方もいらっしゃるようでけっして綺麗なトイレではありません。そもそも外のトイレですしね。
衛生面
衛生的な部分でいえば、食べ物や飲み物も冷蔵庫から出てきます。電子レンジであたためることもできます。
シートの上で簡易的な机の上で食べるのも一苦労です。なんせ簡易的ですからグラグラ不安定ですし、コップもお皿も後腐れない紙です。美味しくないわけではないですが、少しマイナス要素が加わりますよね。
これらのことから、エア花見の良い点は。
内輪だけで盛り上がれる、寒くないむしろ暖かい、衛生的、だと考えられました。
そして悪い点について考えます。
エア花見の悪い面
エア花見の桜は画面を通して楽しみます。なのでやはり生で見るのよりは確実に劣る。オーケストラを生で聴くのとCDで聴くのくらい違うと私は思います。
そして臨場感がない。
自分ら黙ってしまったらシーンと静かです。
そこにいるみんなで同じものを見て同じ気持ちになる。これってなかなかないことだと思います。
ホームパーティと同じですから、どなたかのホームが必要です。もちろんメンバー全員で準備や後片付けはするとは思いますが、やはりホストの人の負担は大きくなると思います。
みんなが集まれる家がないとそもそも開催できませんね。みんな1Rに住んでいるメンバーだとスタンディングエア花見になってしまいます。
さいごに
私はエア花見賛成です。
もちろんちゃんとこの目で今年の桜を見たいとは思いますが、その桜の木の下でお花見をしたいかというと…寒いです。
じっとしていたらお腹痛くなりそうなので…私が見てきた満開の桜の写真を画面いっぱいにうつしながら大好きなメンバーでお酒を飲めたら幸せだなーと思いました。
なので私はエア花見の桜の写真は自分で撮ることをおすすめしたいと思います。
動画でしたらなんと、お花見をしているガヤガヤとした効果音までついてきちゃいます。
そんな画面をみながらヌクヌクと家でエア花見、盛り上がれそうです。
元気なお年寄りは元気に桜の木の下で歌でも歌って踊ってもらえればいいのですが、元気でないお年寄りは外でお花見なんて不可能なのです。
なのでそんな方たちにもエア花見いいと思います。
私のおばあちゃんも、足と腰が悪くて車でないと移動が難しいのですが。お花見シーズンの駐車場は激戦です。タクシーで行けばこの問題は解決できるのですが。足と腰が悪いと地面に座れません。
そしてなんといってもトイレです。公園や仮設トイレには和式トイレが多いと思います。できません。なのでトイレに行かなくていいように飲みません。気になるのですぐ帰りたくなります。
1年に1回やってくる楽しいはずのお花見がいいことが少ないのです。
そんなおばあちゃんにはぜひ、エア花見をしてもらいたいなと思いました。
臨機応変に、普通のお花見もエア花見も楽しめたら人生楽しいと思います。
どっちもいいところも悪いところもあるので、両方やってみて春を楽しんで過ごしていきたいなと思いました。
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