近頃、テレビでスキップが話題にされている番組を見かける機会が増えた気がします。
番組内では、決まって、スキップできない有名人が、スキップとはかけ離れた動きを披露しており、思わず笑ってしまいますね。
でも、他人事ではないかもしれません。あなたは今スキップ、正しくできる自信、ありますか?ぜひ機会があったら、だれも見ていないところでやってみてください。意外とできない方多いと思いますよ。
では、なぜスキップできないのか、その理由について迫ってみましょう。
練習方法も紹介します。
[ad#codo1]スキップできない理由とは?
スキップができないのは運動音痴だからとよく聞きますが、実は運動音痴かそうでないかはあまり関係はないそうです。
事実、運動が得意な男性の方でもスキップできない方というのは多くいらっしゃるとのこと。
実は、男性と女性では男性の方がスキップできない方の確立が高いという説もあります。
1.強調運動が苦手
スキップできない理由の一つとして挙げられているのが、手足をバラバラに動かす『協調運動』が苦手なこと。協調運動ができない方というのは、縄跳びも苦手だったり、スキップの基礎の動きになるケン・ケン・パもできないといった特徴があります。
このケン・ケン・パができない場合は、まずケン・ケン・パから練習する必要があるのです。
ケンケンができるようになれば、スキップもできる可能性があります。
2.リズム感がない
そして、スキップできない理由の二つ目は、リズム感がない方。スキップというのは、右足・左足のそれぞれを2回ずつステップを踏む動きになるのですが、このステップを踏むリズムがつかめないと、スキップをすることはできません。
冒頭に書いた女性より男性の方がスキップが苦手な方が多いということには、このリズム感が大いに関係していると言われています。
なぜなら、子どものころ、女の子はピアノだったり、エレクトーンだったり、バイオリンだったりと習い事で音楽に触れ合う機会が比較的多いのに対し、最近は増えてきたとは言え、やはり男の子の方が音楽関係の習い事をする機会というのは、女の子と比べればまだまだ少ないのです。
スキップができるようにするためには?
この協調運動とリズム感の二つを改善することができれば、スキップは十分にできる可能性があります。これは大人に限ったことではありません。大人も子どもでも共通して言えることなのです。
まずはケン・ケン・パを正しく習得することから始めます。
1つ目に、左右それぞれの足で片足立ちができるようにすること。そして2つ目は、ケン(右足)、ケン(左足)、パ(両足)という動きをゆっくりできるようにすること。そして、3つ目は、リズム感よくできるようにすること。
ケン・ケン・パができるようになったら、次はスキップの練習。
子どもと一緒にやるのであれば、横に並んで練習しましょう。
下記に手順を説明しますね。
①右足をまげて90度の高さまで上げます。そして、そのまま右足で軽くジャンプ、そして気をつけ。
②次に左足をまげて90度の高さまで上げ、そのまま左足でジャンプ、気をつけ。
このように分解した動きを何度も何度も繰り返し練習することで、体にこの動きを覚えさせるのです。
この①と②の分解した動きを繰り返すことに慣れてきたら、次は③です。
③は①と②の動作を行う時に少しずつ前に進む。
③ができたら、スピードを上げる。
④最後は左右の腕を振る。
ここまでできれば、スキップはできたも同然。そして、最後にリズム感ですが、親子で一緒に練習するのであれば、「ウン パ! ウン パ!」と言った決まった掛け声を掛けながら練習するのもいいです。
そして、もう1つは練習に手拍子を入れるものとてもいい方法なのです。足が上がったタイミングで手拍子をして、だんだんとスピードを上げていくのです。
これらの練習を繰り返すと子どもでも段々とスキップができるようになっていくのです。むしろ、普段体を動かしている分、子どもの方が習得は早いかもしれませんね。
とはいえ、焦りは禁物、ゆっくりゆっくり、楽しみながら練習してみてくださね。
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