アコーディオンプリーツとは?

アコーディオンプリーツとは「楽器のアコーディオンの蛇腹のように、折り目の感覚が狭いひだのことを指しています。
多くはスカートのデザインに用いられています。

シフォン生地などふんわりとした柔らかい生地にこのデザインを使うことで女性らしさがより一層際立ち、人気のデザインとなっています。しっかりとしたプリーツ線が入ったアコーディオンプリーツは、マキシ丈やミモレ丈の長さが人気で、スリムパンプスやパンプスなど履いて足をすらっと見せるにも良いですし、シンプルなサンダルを履いてカジュアルさも演出できます。

繊細なスカートに見えるゆえにお手入れも大変そうに感じてしまいがちです。素材にもよりますが、ほとんどの場合、自宅できちんと手入れをすることができます。

今回は、アコーディオンプリーツの手入れ、洗濯の仕方を紹介します。

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アコーディオンプリーツの洗濯の仕方

洗濯をする時は、洗う前に必ず取り扱い表示を確認し自宅で洗えるかどうかチェックします。

「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」がついていない場合は、自宅で洗うことができないのでよく確認してください。

洗濯槽に入れるときは、型崩れしないようにアコーディオンプリーツの服を洗濯ネットに入れます。

また洋服に刺繍やビーズなどある場合は洗濯中に取れないよう裏返しておくこともできます。洗濯機の「手洗いコース」か「ドライコース」のどちらかを選び洗うことができます。

また手洗いマークの洋服の場合は、手で優しく押し洗いすることがベストです。特にシフォン生地の場合は、生地全体を広げたり寄せたりして動かすことで汚れを落とすことができます。この時、生地を引っ張ったり、ゴシゴシと力をいれて洗い落とすということは避け、あくまで優しく扱います。洗剤で洗った後に柔軟剤で仕上げると、洋服が柔らかくなりますし、静電気防止効果もありますので用途に応じて使用してください。

そのあと脱水しますが、型崩れやしわを防ぐために脱水時間は短めに設定します。シフォン生地などの薄手の生地の場合は手洗いした後、軽く手で絞り、乾いたタオルの間に包んでポンポンと押し、水気をとってください。
脱水した後すぐに取り出して、しわにならないように十分注意します。プリーツの部分を縦方向に軽く引っ張り、さらに手のひらでパンパンとプリーツの部分をたたき、ハンガーや小物干しに吊るして日陰に干します。

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アコーディオンプリーツのアイロンの仕方

 

アイロンをかけるとき、特にアコーディオンプリーツは注意が必要です。というのは、アコーディオンプリーツのほとんどはバイヤス生地で力を入れるだけで伸びやすくなっているからです。この特性を忘れてアイロンをかけようとするとプリーツ幅が均等ではなくなり、シワもついてしまう結果になってしまいます。

ひだをきちんとたたんで、ピンなどの留め具で2,3か所固定させたり、プリーツ全体をしつけしてアイロンすることができます。またハンガーにかけたまま、アイロンで蒸気を当てそのあとすぐに手でプリーツを抑えるという方法もあります。その際は当て布が必要な生地もあるかと思いますので、気を付けてなさってください。

どうしてもお洗濯できない洋服であったり、または複雑なデザインの洋服を洗濯する時間がないという場合があると思います。

そのような時は、「しわ取り消臭スプレー」という便利な商品がありますので活用しましょう。着用後に洋服全体にスプレーし、しわを伸ばすイメージで洋服全体を軽く引っ張りながら整えると、乾燥時にはニオイとシワが取れていますので気兼ねなく着用することができます。

またクリーニング店に持っていきプロにお任せすることも選択肢の一つです。アコーディオンプリーツはとてもかわいい魅力的なデザインである反面、手入れのしにくいイメージがありますが、自宅でもきれいに管理することができるので、おしゃれを楽しみながらきれいを保ちましょう。




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