洗車というと、雨の日より晴れの日にするイメージが強いですが
実際は雨の日にした方が車の汚れが綺麗におちるようです。

この雨の日の洗車ですが、ドイツでは当たり前の習慣のようです。
それはなぜなのか調べてみると、主に節約のためのようです。
車にたまった汚れを雨で浮かすことで水道水の節約につながりますし
軽いほこりや汚れであれば雨で流れていくので洗剤もいりません。
洗剤を使ったとしても雨があるので晴れの日ほど使う量も減ります。
それでも落ち切らない汚れはスポンジを使って落とすようです。

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雨の日に洗車するメリット

それは、晴れの日は空気中にホコリや花粉が待っていないため
普段よりも澄んだ空気に晒すことで車の清潔を保つことが可能になります。

晴れの日に車を洗ってしまうと車の塗装に悪く、炎天下の状態では車体が熱くなり
車を洗おうとせっかく水をかけてもすぐに乾燥して車にシミが出来てしまいます。

例えるなら「台所のシンクにある水垢」に近く、水と同様洗車用の洗剤もすぐ乾燥します。
日光によって塗装面が熱くなってくると人間の目では判別しきれないほどの小さな穴が無数に開きます。
その状態で洗車をしてしまえば穴の中に洗剤、水が浸透してしまって車体のムラとくすみが引き起こされます。

雨の日にはそういった心配がありません。
炎天下も日光もありませんし、あるとしたらごくわずかです。
雨の日だからこそ車にムラやシミが出来る心配がないですし穴もあきません。

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雨で汚れが落ちやすくなる

雨によって車に蓄積された汚れが浮き上がってきているため
洗剤や水を使わなくても汚れが落ちやすい状態になっています。

しかし、車の状態が濡れているとはいっても洗車の前に水をかけないで洗い始めるのはおすすめしません。
なぜなら、砂・汚れが車についている状態でスポンジで車体をこすったりしたら
車にキズがついてしまうからです。

ちなみに、豪雨でない限り小雨や霧雨であった場合は汚れは少し浮きやすくなっている状態なので実際は落ちかけた汚れがそのまま車の上に乗っかっていると思って良いでしょう。
完全に地面まで落ちているわけではないようです。

実は頑固な汚れを落としたいときに有効なのが「雨の日」

車を運転していると、車の表面に虫がぶつかってきた跡などが残っていることがあります。
猫がフロントガラスの上に乗っかったり、車体の上を歩いたりすると足跡がつきます。

そういった車体についた跡というのはなかなか綺麗には落ちませんが雨の日であればスムーズに落とすことができます。

雨によって水分が足されることで、汚れが浮いてきている状態にあるので
洗剤を足したり、さらに水分を上から掛けることで落とすのに苦戦しにくくなります。

また、通常の洗車のときによくあるカルキによる車の白い汚れですが
シミになって車にくっ付いてしまっているのが原因です。
このシミの解消にも雨の日が一役買い、雨によって水道水が一掃されている状態なのでシミを車から落とすのにも有効です。
空気中にほこりが舞うことは雨の日にはまずないので、水を拭く手間も省けます。

梅雨の時期は絶好の機会で、1年のうちで一番数多く洗車を出来る時期です。
晴れた日に車を洗ったら水道水にカルキが含まれているため、拭く手間がかかりますが雨の日であればそういった手間も省けます。

しかし、この拭かないでいいというのにも条件があります。
それは車をガレージに止めていない時のケースに限ります。
ガレージや屋根がある駐車場に車を停めるとなると、晴れの日と同じように車の水分を丁寧にふき取るようにしましょう。

また、「雨の日割引」というものがあるようです。
洗車をしてもらえるガソリンスタンド・車販売店では雨の日のみ限定で洗車料金が安くなります。
そのため普段立ち寄っているガソリンスタンドや車販売店にそういったサービスがあるか確認しておくと節約にもなります。




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