仕草は国が異なれば別な意味を持つことがります。
ピースサイン意味も国によって異なる意味を持つことがあります。
しかしながら、ときには注意を要するものがありますので注意です。
今回は、ピースサイン（「ピース」「３本指」「裏返し」）について紹介します。
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ダブルピースの意味
両手でピースサインを作ることにより、
強い「イェーイ」的な雰囲気が出ます。
日本においては、満面の笑顔であれば、いっぱいの幸せを表したり 、 照れた顔であれば、「恥ずかしいけれどもピースサインでちょっと主張してみようかな」という奥ゆかしさを表現させる「えへ顔ダブルピース」
その名の通りドヤ顔に両手ピースといった「ドヤ顔ダブルピース」もイラスト表現手法として存在します。
ピースサインの由来
日本では写真をとるときに行うピースサインですが、
本来は、勝利のアピールを行うもので、
イギリスなどの英語圏では「V」の形を作るため
「Victory（勝利）」を意味するために「Vサイン」と言われることが多いです。
Vサインで有名なのは、白黒写真でよく見る、
1941年のイギリスの首相であったウィンストン・チャーチルの
「V for Victory」勝利のVキャンペーンですね。
一説によるとこのピースサイン（Vサイン）は、
百年戦争（1337年-1453年）においてイングランド軍の弓兵が、
敵であるフランス軍を挑発するサインとして使用したのが発祥であると言われています。
当時、捕虜にされれば二度と弓を引けないよう、指を切り落とされることがあったそうです。
ピースサインをして、あえてその指を見せつけて、
「切り落とせるものなら切り落としてみろ」という意味合いがあったそうです。
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ピースサインを作って指を曲げ伸ばしする意味
海外のドラマを見ていると会話をしながら両手を数回曲げ伸ばしするジェスター見ます。
日本人には馴染みがない仕草ですが、
アメリカ人はよく使います。
「エアークオーツ（Air Quotes）」と言います。
この仕草は英文を書くときに使われる
ダブルクオーテーション（””）を指で表現しています。
発せられた言葉に裏の意味がある場合、
または言葉に皮肉が込められている場合に使われています。
「いわゆる」とか「いわば」とか文章にすると括弧つきの
単語をいうときにこの仕草をします。
実際、私もアメリカ人と会議をしているときに
よく使っているのを見ました。
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３本指のピースの意味
親指・人差し指と小指を立てる場合、
日本においては、30代以上なら「うる星やつら」の諸星あたる君が使っているサインで、
20代以下なら「マクロスF」のランカ・リーが使っているサインです。
「I love you」という意味があります。
これも仕草を少し変えると
イギリスでは大変な意味になります。
薬指と親指を中に入れる場合
イギリスでは「ショッカーサイン」と呼ばれる侮辱表現になりますので使わない方が良いです。
人差し指と中指が「女性器」を表し、 小指は「肛門」を表します。
イギリスでは「二本はエロ、一本はグロ (two in the pink, one in the stink)」という、
韻を踏んだ詩的ですが卑猥な言葉があります。
それを表すサインです。
ピースサインを裏返しにする意味
手のひらを内側に向けたいわゆる「裏ピース」です。
ヒップホップのPVで出てきそうな若者を中心に流行しています。
しかしこの裏ピースはイギリスやオーストラリアなどでは
中指を立てる「F○ck you」という侮辱表現のポーズと同じ意味になってしまうのでやってはいけません。
最悪の場合うたれます、命を落としかねません。
