女性らしいシックな色のロングスカート、明るいタータンチェックのミニスカートと寒い冬の女性のおしゃれにウールスカートは欠かせません。
しかし、明日は大切なデートという日、しまっておいたウールスカートをタンスから出したとき、そのスカートにしわを発見して大慌て、なんていうこともしばしばです。
今回は、ウールスカートのしわをとる方法を紹介します。
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ウールスカートのしわをとる
しわができる原因としてはいくつかあるのですが、そのしわがくっきりついたウールスカート、きちんとたたんで片付けたものの長期間同じ所に仕舞いっぱなしではありませんでしたか？
しわがつくということは、同じ形状で長い時間置いておいたからに他ありません。同じ理由から、デスク仕事、ドライブや電車移動等で、座りっぱなしもしわの原因となります。
アイロンではうまくいかない
そして、あせって何とかしようとウールの生地についたしわをとる方法は、とりあえずアイロンをかけたりというのが、大抵の人が思いつくことでしょう。
ところが、ウールスカートのしわは、案外頑固でなかなか取れないものなのです。では一体、ウールスカートのしわはどうやったらとれるのでしょうか。お悩みのあなたに、二つのパターンで、しわをとる方法をご紹介しましょう。
実は結構簡単にしわは解消できるものなのですが、要はコツが肝心なのです。
まずは一番手っ取り早いのは、クリーニングに出す事です。
しかし、これが出来れば悩むことはないですよね。明日着たい、あるいは今すぐ必要！というときに手軽に誰でもできる方法があるのです。
まず、時間に余裕がある場合です。
つるす
しわのついたウールスカートをハンガーにかけ、２、３日の間クローゼットに吊るしておけばだんだんとしわは薄くなります。気にならない程度にまでしわがのびればそれで終了という訳です。
２、３日なんて待っていられない、明日までに何とかしたいという時には、もっと効率のよいのが、入浴後に浴室に吊るしておく方法です。
入浴後の浴室は温かく湿気が適度にあるので、自然なスチームアイロンの効果が期待できるのです。
一晩、浴室に吊るしておけば、翌朝にはかなりのウール地のしわは伸びていることと思います。その際、気をつけるのは、浴室乾燥や換気扇のスイッチは切ることです。
この方法は湿気があることが条件なので、乾燥を促す浴室乾燥や換気扇の使用は避けてください。
また、壁際に吊るしたりすると、壁の水滴が必要以上について湿り過ぎてしまいます。せっかくしわが薄くなっても、じっとり湿ったスカートなど、着れるものではありません。吊るす位置にも、気をつけることがコツです。
[ad#codo1]スチームアイロンを使う
次に、これから出かけるというときにしわを発見したものの、どうしても今すぐ着たい、着る必要がある場合、どうしたらよいのでしょうか。それはずばり、スチームアイロンを使うこと！
原理は、湿気十分の浴室に吊るすのと同じです。温かい蒸気をしわにあて、伸ばすのです。アイロンをかける人は多いですが、なかなかしわがとれなくて、という場合は、かけ方を少々変えてみることをおススメします。
アイロン台にウールスカートを広げ、スチームアイロンを直にあてていませんか？
アイロンを直接ウールスカートにあてるのは、大切なウール地も繊維が潰れたりと傷んでしまいますし、言語道断です。
ウールスカートのしわをとるためのスチームアイロンのかけ方のコツで一番基本なのは、まず、アイロン台ではなく、ハンガーで吊るした状態でかける事です。
そしてスチームをたっぷり効かせて、生地からちょっと浮かせてかけていきます。通常のアイロンのように、しわをのばすように押し当ててかけるのは絶対にやめてくださいね。
少し時間がかかりますが、しばらくしわの部分にアイロンを浮かせたままにすると、だんだんとしわがのびてきます。
その繰り返しで、しわの気になる部分をしっかりと丁寧にのばしていきましょう。もし、あまりにしわが頑固でこの方法でもとれないようなら、アイロンを当てる前に霧吹きで水をかけ、より水分をウールに含ませておくのがよいと思います。ふんわりと、まるでクリーニングに出したばかりのような仕上がりになったら大成功です。
そして最後の仕上げは、スチームアイロン後、スカートの蒸気がしっかり乾き、熱が冷めるのを根気よく待つ事です。熱や水分を持ったままだと着心地が悪いだけではなく、これはしわが大変着きやすい状態です。
また、しっかり乾かすことでしわがつきにくくなります。外出中、気づいたらまたしわが出来ていたなどという悲しい結果にならないよう、この最後の仕上げは、急いでいてもちょっと我慢して乾かすことで、きれいなウールスカートがキープできる大切なポイントですので、ぜひ忘れずに行ってください。
一番効果的なしわとる方法とは？
ちなみに、一番完璧なしわをとる方法は、今紹介した二つの合わせ技です。つまり、浴室などで吊るしてしわを薄くした後、丁寧にスチームアイロンをかけ、しっかり乾かすこと。
しわは気をつけていても、どうしても出来てしまうものです。
いざというとき、焦らず対処できるよう、豆知識として知っておいて損はないウールスカートのしわの取り方、TPOにあわせ、より自分にあったしわをとる方法を、その都度選んでもらうのが一番です。
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