学資保険は生命保険??

将来の子どもの学費のために学資保険をかけている家庭は多いと思います。

どこにでもある郵便局で取り扱っているかんぽ生命の学資保険は、加入しやすく安心だから
加入している人多いです。

ちなみにうちもかんぽ生命の学資保険に加入中です。

長男が(現在16歳)が18歳になった時には、200万入るはずです。

大学に行くのであれば200万じゃ足りないでしょうが、急な出費に対応できます。

専門学校にいくのであれば、足りるかな。

どちらにしても、こどもの進路を応援できる体制を今から整える準備はできています。

さらに学資保険は将来の学費を賄うだけの機能でなく、
障害や死亡になったときに保険金が出るという生命保険の性質も兼ね備えているんです。
ということで、学資保険も生命保険の一種です。

生命保険ということは、生命保険料控除を受けられます。
サラリーマンなら年末調整、自営業の方なら確定申告することで
所得税で最大で4万円、住民税で最大2万8千円を受けられるのです。

かんぽ生命の学資保険も控除の対象ということを覚えておくと得しますよ!

学資保険、控除申請方法

生命保険料控除証明書が10月ごろから12月にかけて送られてきます。
サラリーマンであれば勤務先で配布される給与所得者の保険料等控除申告書に

生命保険料控除証明書を合わせて提出すればいいだけです。

自営業の方は3月までに行う確定申告するときに提出。
もしも、申請するのを忘れてしまった!という人も安心してください。

5年間はさかのぼって申請することができます。

逆に言えば5年をすぎると時効になってしまいます。

忘れてしまうのはもったいないですから毎年しっかり申請しましょう!

生命保険料控除証明書をなくしてしまった!

かんぽ生命などの各保険会社に問い合わせすると再発行の手続きをしてくれます。

年末調整や確定申告などでばたばたしているときは、時間がないので

早めに問い合わせするようにしましょう!

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所得税の上限、住民税の上限に注意!

  •  所得税 80,000円超えたとき  40,000円が上限
  • 住民税  56,000円超えたと   28,000円が上減

生命保険控除には

  •  「一般生命保険料」
  • 「介護医療保険料」
  • 「個人年金保険料」

があります。

学資保険は「一般生命保険料」に分類されます。

他の介護医療や個人年金合わせての控除額の計算になります。

所得税の控除額

生命保険控除が80000円を超えると一律所得税が40000円の控除です。

つまり、学資保険で年間10万、個人年金で10万払っていても

所得税の控除額は40000円です。

住民税は年間56000円超えると28000円が控除されます。

計84000円の税金が安くなるのでお得ですね。

 

控除額 の計算

所得税                              住民税

年間の支払保険料等        控除額              年間の支払保険料等        控除額
20,000円以下          支払保険料の金額           12,000円以下        支払保険料の金額
20,000円 超40,000円以下 支払保険料等×1/2+10,000円  12,000円 超32,000円以下  支払保険料等×1/2+6,000円
40,000円 超80,000円以下    支払保険料等×1/4+20,000円      32,000円 超56,000円以下  支払い払保険料等×1/4+14,000円
80,000円超            40,000円(上限)          56,000円超        28,000円(上減)
学資保険は積立で貯金のイメージが強く生命保険という考えはないですが、

税金の面では生命保険に分類され控除対象となります。

年間で最大84000円の控除を受けられるのですから申請しないと損ですよ!

実際どれぐらい税金が安くなるかというと年収が300万~400万の人で

年間5000円ほど。

そこまで節税!ということはないですが、毎年のことですから

長期的にみたら、得をします!
逆に控除目的、節税目的で加入するときには他の生命保険加入額と合計して余計に支払いすぎなように注意です。

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かんぽ生命の学資保険

3つのコースから選べます

  • 中学、高校用に祝金がもらえる「小・中・高+大学入学時の学資金準備コース」、
  • 大学1年、2年、3年、4年と4回保険金が受け取れる「大学4年間の学資金準備コース」、
  • 従来の大学入学時に保険金が受け取れる「大学入学時の学資準備金コース」

返戻率は、約103%とそこまで高くはないです。他の生命保険会社のほうが返戻率だけ考えるならいいかもしれません。

ただ、身近にあり、安心して預けられるところというとかんぽ生命を選んでしまいますね。

積立代わりにもなりますので、まだ積み立てていない人は学資保険を利用しましょう!




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