皆さんはBelfieという言葉をご存知でしょうか。
Belfieとは、主にインスタグラムにおいて海外で今話題のキーワードなのです。
特に欧米人の若い女性の間では人気があり、みんなこぞってBelfieの#(ハッシュタグ)をつけてインスタグラムに投稿しています。
なぜインスタグラムで今Belfieが注目されているのでしょう。
今回はBelfieの魅力と流行の理由を皆さんに紹介していきたいと思います。
Belfieとは?
試しにインスタグラム等でBelfieとう言葉を調べれば、たくさんの女性のヒップラインを強調した写真があらわれます。
つまり、Belfieは大きな意味で、ヒップに重点を置いた自撮り写真のことを意味しています。
女性の魅力を主に胸に重点をおいている日本に比べて、海外ではお尻はとても魅力的なものなのです。セクシーアピールの象徴であることはもちろん、美しいお尻は可愛らしく、健康的なものであるという印象や、ユーモアの一つであるという印象が多大きいのです。
実際に、インスタグラムに投稿されているBelfieとハッシュタグがついた写真を見てみると、いずれもボリュームがたっぷりあり、ぷりんぷりんとしたふくよかなヒップをより大きく見せるように撮影していることがわかるでしょう。驚くことに、海外では今やBelfie専用の自撮り棒まで売られているとのこと!
そして、若者の間では男性までもBelfieの写真を投稿する傾向になっています。
例えばジムで、男性的な魅力が溢れる筋肉質なヒップの写真を投稿する男性や、ユーモアたっぷりに笑いのタネになるようなBelfieを投稿する男性が増えているのです。
写真を共有してコミュニケーションをはかることができるメジャーな存在であるインスタグラムでBelfieを投稿することは、今や一つの自撮りのスタイルとなっているのです。
Belfieが流行の理由
このBelfieを世に流行させたのは、皆さんご存じのお騒がせセレブ、キム・カーダシアンが火つけ役となったと言われています。
また、ジェニファー・ロペスもBelfieの火つけ役に一役買ったといっても過言ではないでしょう。
キム・カーダシアンは以前からヒップラインを強調するような衣服をよく身につけており、海外でその豊満なヒップは様々な記事にとりあげられている程です。彼女がインスタグラムにお尻の写真をたくさんアップしているのが世間の評価を得て、今ではQueen of the Belfieという異名まで獲得しているとは驚きですね。
また、ジェニファーロペスにおいては、昔の彼女は自分のヒップが大きいことをとてもコンプレックスに思っていたようです。しかし、二児の母親となってから、ヒップが大きいことも自分の魅力の一つとして受け入れ、プラスの方向にアピールしようというボディ・ポジティブの考え方と持つようになったそうです。
この二人がインスタグラムや色々なSNSに様々なBelfieを投稿するようになったことによって、世の中のみんなが注目するようになりました。そして、主に欧米の若い女性の間でそれを真似ることは流行となったのです。
もちろん現在は、色々なセレブがBelfieにチャレンジして写真を様々なSNSにたくさんアップしています。SNSだけでなく、歌手のレディー・ガガやミッキー・ミナージュは、自身のお尻をCDのジャケットに使用しているくらいBelfieはトレンドとなり、人気を博しているのです。
[ad#codo1]Belfieの語源
ちなみに、Belfieという言葉は辞書には載っていません。これは、2014年頃に世間がつくったスラングであり、造語なのです。
Belfieの語源は、2013年にWORD OF THE YEARを獲得した自撮り写真という意味を持つselfieという言葉に、お尻という意味を持つbuttが合わさった造語なのです。
この文面でも記載しているように、日本ではお尻のことをヒップ=hipと言いますが、hipの実際の意味は腰骨のあたりのことを意味しており、丸みを帯びた臀部のことは指しておりません。ではお尻のことは正式になんというのかというと、左右の臀部を合わせて複数形でbuttocksという言葉になります。それを略して俗語として、お尻を意味する言葉でbuttという言い方が使われているのです。
いつの時代も流行するものは、うまくつくられた呼び名や造語が定着するものなのですね。
まとめ
科学の力が進歩し、インターネットが充実した現在は、様々な国の情報を入手したり、遠く離れた人と文化的交流をはかることが可能になりました。それによって、様々な世界のトレンドは、リアルタイムで色々な国を行き来するようになっています。世界で共通の文化を持つことは本当に素晴らしいことです。
この記事を読んだあなたもユニークなトレンドのBelfieにチャレンジして、親しい友人や家族との話のタネにしてみてはいかがでしょうか。
海外セレブに人気のBelfieという一つの文化が、これからどのように移り変わっていくのか楽しみですね!
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