心が狭い人の特徴

視野が狭い・人をあまり信用できない・屁理屈が多い
普通は何かをしようとするとき、多方面から考えたり、人の意見を聞いたりしますよね。

でも、心が狭い人はそれができません。自分の中の固定概念が強いのか、あまり広く物事を捉えようとしません。おそらく、それまでの人生で世界観が狭くなってしまっているのだと思います。
極論をすると、もし隔離された状況下のなかで過ごすとしたら、当然知らない世界ばかりなのですから、広い視野は持てません。
それと同じようなことで、必要最低限の人としか関わらなかったり、内向的な性格で行動範囲が狭かったりすると、何かしらの弊害が出ても何らおかしくありません。
内向的な人は、人との関わりを避けているわけで、そうすると自分の身近な人しか信用できなくなるかもしれません。親しい人だけで成り立って、それ以外は排除するという考え方であれば、世界がその小さい輪だけになってしまうため、到底自分が正しいと思い込みます。
そのため、自分の考えと違う人を極端に嫌います。柔軟に物事を捉えられないため、理解ができないんですね。
そして、口を開けば屁理屈ばかりを言うようになります。

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心が狭いと、損をする

当の本人はわかっていないと思いますが、必ず弊害は出てきます。
まず、心が狭いと人からは「つまらない人間だな」「器の小さい人だ」とレッテルを貼られてしまいます。
普通に考えて、心が狭い人より、心が広いゆとりのある人のほうが仲良くしたいと思いますよね。
ですので必然と人間関係が浅くなります。あまりに視野が狭い人や、ひとつの概念しかない人は、何か問題があるのかと思ってしまいますし、それが本人にも伝わり、余計に人を避けるようになるという悪循環に陥ります。
私も心が狭い人と接したことがありますが、なんだか少し可哀想だなと思ってしまいました。こちらがどれだけ違う意見を言っても、聞きもしてくれないんですね。自分の考えを持っているということは、とても大切ですが、あまりに頭が固いとそれはもう良い事とは言えません。
誤解を恐れずに言うと、少し思いやりが足りないのかもしれません。このような言い方をするのは失礼なのかもしれませんが、優しい心を持っている人は、自ずと心も広くなるものです。
人に優しくできない、自分のことしか考えられない心の狭い人は、必ず人生損をします。
もしくはそれが災いとなり、いつか自分にかえってきます。

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 治すにはどうしたらよいのか。

まずは自分の殻を破って、多くの人と関わりを持つことです。世の中は人で成り立っています。ですので、そこは避けては通れません。
心が狭いということは、人を寄せ付けない自分だけの空間を作ってしまっているわけですので、そこから一歩出ることから始めなければなりません。
最初はきっと勇気がいります。いきなり人を信用するというのもおそらく無理でしょう。
初めのうちは、人の話を聞くだけで構いません。そこで、この人は何を言ってるんだと思ったとしても、ひとまず聞いてみることです。決して受け入れる必要はありません。大事なのは、最後まで聞いてこんな考え方もあるんだなと思うことです。
全否定するのではなく、耳を傾けるだけでも自分の中で何かが変わってきます。少しずつ共感できることが増えたり、自分の考えを共有することができたらもう大丈夫です。
心が狭い人は、そのこと自体に問題があるのではなく、自分の殻に閉じこもっているのがいけないのです。
ですので、人の意見が聞けて、人に寄り添うことができるようになったら、それは大きな進歩であって、心が広くなったということです。




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