カルメラ焼きという単語は皆さん一度は耳にしたことが物なのでは無いでしょうか。
今回は、カルメラ焼きとは何なのか。
カルメラ焼きの作り方の紹介をしていきたいと思います。
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カルメラ焼きとは?
カルメラ焼きとは、何かといいますと、お菓子の一種でカルメラ、カルメラ焼き、かるやきとも呼ばれるお菓子です。
また、このカルメラ焼きは駄菓子で今日でもお祭りや縁日でも見かけることが出来ます。
カルメラ焼きの直径は10センチ程で厚みは4~5センチほどと思ったより大きなお菓子となっています。
カルメラ焼きは亀の甲羅に似た中央が膨らんだ楕円状のお菓子です。
発泡させたアメのようなものでもあり、サクサクした歯ごたえと濃厚な甘さが特徴的です。
この歯ごたえと甘さの他にカラメルのような砂糖の焦げた風味があります。
なので、風味も良いこのカルメラ焼き、3時のおやつにもってこいのものとなっています。
カルメラ焼きの語源はポルトガル語の甘いもの(caramelo)によるとされています。
カルメラ焼きの作り方は、砂糖を融かす熱源と砂糖を融かす型。
さらに攪拌するための割り箸や菜箸のような棒があればいいとされています。
カルメラ焼きの材料
水・砂糖・重曹(膨らし粉)となっており、材料が少なく済み、材料費が安く済むこともカルメラ焼きを作ることでの大きな利点の一つとなっています。
- 砂糖が32グラム
- 水が大さじ一
- 重曹が小さじ1/6
となっています。
カルメン焼き作り方
作り方の手順は単純で、ザラメ、または赤砂糖に少量の水を加え加熱して融かします。
125℃になったら重曹を加えて手早くかき混ぜ炭酸ガスで発泡させたところで冷やしながら軽石状に固めます。
これがカルメラ焼きの作り方です。
古くは重曹の代わりに卵白を用いていました。
ただ、砂糖と水の分量や火から下ろすタイミングが意外と難しく、失敗する事も多いそうです。
冷やす際には水に濡らしたタオルの上に形を押し当てながら溶けた砂糖が発泡状態のまま固まるようにします。
なので、このカルメラ焼きは失敗することも多いですが、作り方はとても簡単なお菓子となっています。
カルメラ焼きの失敗しないコツ
1.カルメラ焼きのおたまを使うことです。
このおたまは通常のおたまより少しだけ大きめに作られています。
なので、カルメラ焼きを作る時は作りやすいものとなっています。
この商品はお店で売っていない事も多いので、ネットなどで購入することをオススメします。
専用の道具を使用することもカルメラ焼きを作る上で失敗しないコツでもあります。
2.重曹卵はきちんと作ることです。
重曹卵はカルメラ焼きをふくらませるためにとても重要な役割を示します。
なので、重曹卵を甘く見ては行けないのです。
なので、重曹卵はしっかりと作っておきましょう。
これもカルメラ焼きを作る時の失敗しないコツです。
3.温度計を使用する
火にかけている時は混ぜ棒ではなく、200℃温度計で混ぜても大丈夫です。
この温度計を使用すると、混ぜながら温度をチェックすることが出来ます。
やはり見ただけでは、温度をきちんと把握することは難しいです。
なので、こまめに温度チェックをすることが、カルメラ焼きを作る上で失敗しないコツなのです。
4.調理中はとにかく混ぜ続けることです。
火からおろしたおたまをいざ重曹卵のついた混ぜ棒で混ぜる時にスピーディーに、ずーと、とにかく、ひたすら、これでもかってくらい、まぜ続けることが重要になってきます。
このコツは本当に重要です。
勢いと速さをもって休憩無しでとにかくひたすら混ぜ続ける。
これが重要になってきます。
5.混ぜ棒を抜くタイミング
ぐるぐる混ぜ棒を混ぜていくと動画のようにおたまのそこがだんだんと見えてきます。
なので、けっこうおたまのそこが見えてきたらすーと混ぜ棒を上に上げていきます。
そのコツが失敗しないポイントになるのです。
最後に
この様にみていくと、カルメラ焼きは、失敗しないコツやポイントがたくさんあるのです。
昔からある簡単ないお菓子ですが、奥が深いなと思いました。
また、カルメラ焼きは、小学校くらいに理科の実験で、作った方も多いと思います。
どうしてカルメラを作る工程で膨らむのかというのをテーマに実験していた記憶が私個人としてもあります。
なぜ膨らむのかといいますと、重曹(炭酸水素ナトリウム)は熱分解により、二酸化炭素を放出するためカルメ焼きは膨らみます。
なので、重曹は気体発生が必要な食品、ケーキやパイ、カルメ焼き等に利用されているのです。
そのため、カルメラ焼きは重曹をふくらむ原理を学ぶ事を題材にしたものになっていたのです。
こうして見てみると、カルメラ焼きは理科の実験で学んでいたイメージもあったなと今更ながら思い出しました。
なので、カルメラ焼きはただの駄菓子ではなく色々なところで使用されているのです。
以上が、カルメラ焼の作り方の紹介でした。
これも一つの参考にして頂けると幸いです。
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