2017年の祝日は土曜日にかぶっているのが多いんですって。

会社員は土曜日が祝日になっても関係ありませんからね。

休みが少なくなってかわいそうですね。かなりモチベーションが下がっているそうです。
休みが少ない一年になることでしょうね。

その点、海の日は関係ありません。
なぜか??

7月の第3月曜日と決まっているからです。

そうです。ハッピーマンデーの指定祝日で

必ず月曜日になり、3連休になるように作られているんです。

ちなみに海の日ってなんの日って知ってますか?

あまりなじみのない海の日の祝日ですが、いつからあったんでしょうか?
今回は、海の日の祝日について調べてみました。

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海の日とは?

1996年(平成8年)に施行された国民の祝日です。

最初は7月20日が海の日と制定されていたが

2003年(平成15年)のハッピーマンデー制度により

7月の第3月曜になった。

ハッピーマンデー制度とは?

国民の祝日の一部を、従来の固定日から特定週の月曜日に移動させたもの。
公務員や中規模以上の企業は週休2日制が浸透していた。

月曜日を国民の祝日とする事によって土曜日・日曜日と合わせた3連休にすることで
余暇を過ごしてもらいたいということで作られた。
国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によると
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」

ことを趣旨としています。

海の日を国民の祝日にしているのは日本だけのようです。
日本は海に囲まれ、海に生かされているわけです。
海がなくては生きていけないんです。

それを忘れないためにも、制定された日と言えるでしょう。

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海の日の祝日化まで

祝日になるまで計3回の祝日化運動がありました。

第1回の祝日化運動

第1回は昭和34年~昭和41年

日本海事振興会、日本船主協会、日本造船工業会、大日本水産会、全日本海員組合の海事関係5団体が
「海の日協会」を設立。
祝日化運動を行いましたが祝日になることはかなわず。

第2回の祝日化運動

昭和46年~昭和48年

全国海友婦人会が、内閣に対し、12万人の署名を添えて祝日化を請願。
祝日化運動が広まるが、祝日化かなわず。

第3回の祝日化運動

平成3年から。
日本船主協会の根本二郎会長が、祝日「海の日」制定を提唱。
これがきっかけになり政府が祝日化の検討を始めます。

この間、祝日化を希望する人の署名が1000万人分集まる。

活動は盛り上がった。
結果1996年(平成8年)に祝日化にこぎづけました。

海の月間とは?

海の日にちなんで
7月1日から31日までの1か月間を海の月間と定めました。

「海フェスタ」を始め、全国各地で行われる海に関する各種様々なイベントの紹介を国土交通省海事局が中心となって行っている。

海の記念日

海の日が祝日化される前は海の記念日という記念日がありました。

1941年(昭和16年)に制定されました。

1876年(明治9年)、明治天皇の東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、
7月20日に横浜港に帰着したことにちなんだことから制定しました。

海の日に行われるイベント

北海道函館市では、
3千発もの美しい花火が見られる「函館港花火大会」が海の日、または前日の日曜日に開催

佐賀県唐津市では、
海の日か前日の日曜日に「九州花火大会」が開催
海上自衛隊では

海の日に「満艦飾(まんかんしょく)」という、船体を信号旗で飾り、国民の祝日をお祝いする伝統的な行事を毎年開催。
自衛隊の基地も一般開放され、普段では見学することができない貴重な体験ができます。
神奈川県横浜市の日本メモリアルパーク

日本初の帆船である「日本丸」も、海の日に満艦飾を行います。
そして朝から帆船の帆を全て開く「総帆展帆(そうはんてんぱん)」を見ることができます。

海と来れば山!

山の日って最近できました。

2016年8月11日を「山の日」になり祝日になりました。

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」となりました。

海・山とくれば川!

川の日もあります!ただ、祝日にはまだなっていません。

川の日は7月7日です。
七夕の日なんです。これは国土交通省が決めた記念日なので、

将来祝日になる可能性は高いと思われます。
自然に囲まれた日本。

自然なくして日本人は生きていけません。
文明が進化して自然を忘れてしまいがちですが、僕たちは自然によっていかされているわけです。

そういったことを、海の日などの祝日で思い出すことが大切ですね!

 




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