雨が降った時に使う「傘」
普段何気に使っているけど、なんで「傘をさす」っていうのでしょう?
傘をひろげるなら、普通ですけど傘をさすって。
今まで気にしていませんでしたが、ふと疑問に思っちゃいました。
日本語特有の表現ですよね。
傘は、さすもの。
傘って技術が進化しても、傘本来の使い方は変わりません。
かっぱより傘!
日本の傘は、外国人からも人気です。
どういう意味なんでしょう??
傘をさすについて調べてみました。
傘をさすの意味
さすという意味は
「(つっかい棒で)支える」
という意味があります。
傘の柄で支えるという意味ですね。
傘をさすとは、傘を支えるぞ!という意味でしょうか。
コンビニで買える傘の柄は、鉄の棒ですよね。
500円で買えるのは、便利です。
ただ、お金持ちになる人は、100円、500円で買える傘ではなく、
ちゃんと職人さんが作った傘を使っているそうです。
僕も、買おうかな(笑)
傘をさすの漢字とは??
傘をさすの「さす」の漢字はどれが正しい??
実は正解がわからなかったというのが本音です・・・
申し訳ありません。
実は、言われているのが2つの候補があるんです。
- 「差す」
- 「撐す」
「撐す」
この漢字が正しい漢字だという人もいました。
ただ、常用漢字ではないことから、一般的に使われることはありません。
知っている人も少ないですよね。
「差す」
よく傘をさすでは、「差す」の漢字が使われていますので、
これで覚えている人も多いのではないでしょうか?
でも、どうしてこれが採用されているのかわかりません。
当て字と言われています。
差すという漢字は
- 挟み込む。
- かざす。
- 注ぐ。
- 生じる。
などで使われます。
差すを使った例
- 腰に刀を差す。
- 抜き差しならない状況にある。
- 日が差す。
- 目薬を差す。
- 差しつ差されつ。
- 顔に赤みが差す。
- 嫌気が差す。
- 魔が差す。
など。
傘をさすの意味
傘をかざす、支えるという意味なら
「支す」が本来なら選ばれてもよさそうですが、
「支える(ささえる)」に使われて、「支す(さす)」には使われなかったようですね!
他にも、さすと呼ばれる漢字は多くあります。
「射」と「注」など。
ただ、これも、訓読みとして「さす」と呼ばれないため採用されませんでした。
傘をさすとは、傘をかざして、支えるという意味です。
ただ、支えたり、かざしたりする漢字は差す以外にもあるにもかかわらず
採用されたのは、差すでした。
それには、漢字表記特有の考え方があるのでしょうね。
日本語って難しいですね。