長く付き合った恋人同士や、長く連れ添った夫婦同士。
かつては顔を見るだけで、手を繋ぐだけで、十分に心がときめいたものですよね。でもやっぱり時間と共に二人の関係性はマンネリ化してしまうもの。

分かってるんです。裏を返せば、それこそがお互いへの安心感。だけどそれだけじゃ物足りない!そんなふうに感じているカップルも多いのではないでしょうか。

実は筆者にも長く付き合っている恋人がいるのですが、ヨガ教室で知り合った先輩夫婦の勧めで、1年ほど前から定期的に「デートごっこ」なるものを実施するようになりました。

「デートしよう」となると何だか今更感もあって気恥ずかしかったりするのですが、「デートごっこ」と銘打つことでどこか面白がれる二人が居るんです。

コンセプトはとにかく「お互いの客観視」。要は、お互いがまるで付き合いたてのように振る舞うことで、他人から「仲よさそうだなぁ」と思われようというもの。

言葉にすると面倒そうに聞こえるかもしれませんが、マンネリカップル解消に、これはかなりオススメです。ちなみに、その日のプランは女性である私が主導権をにぎります。そんなの面倒だから家でゴロゴロしていたいと言う彼にも、まずは容赦なくプランを突きつけます。良いんです。最後は絶対に彼も、「なんか楽しかったね」と言うことになります。

では、今月お盆休みに実施された私たちの「デートごっこ」プランをご紹介しましょう。

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マンネリカップルにおすすめデートプラン

1.午前中は彼の時間を奪いません

どちらかと言うとお休みの日は家でゴロゴロしていたいタイプの彼。毎日それだと確かに彼女としてはちょっとつまらなさもあるんですが、それを否定したって仕方のないもの。午前中は彼の好きなように過ごしてもらい、私はいつもよりちょっと手の込んだブランチを作ります。

2.デパコスを買いに伊勢丹へ

デパコスとは、デパートコスメ。普段よりちょっと贅沢な買い物です。お分かりの通り、これは完全なる私の自己満足。だけどあえて付き合ってもらいます。デパートの化粧品売り場って、自分に合う色や質感のお化粧品をタッチアップして貰えるんですよね。この日は自分の買い物も兼ねて、とにかく彼好みの女性像をコスメカウンターにて完成させます。費用は彼の負担。分かってます、男性からすると「なんだそりゃ」と思われるかもしれませんが、ここで良い気分になった私は、後ほどとても良い働きをします。笑

3.映画を観にピカデリーへ

彼の趣味である映画鑑賞。私も彼と付き合うようになってから、映画館へ行く回数が増えました。SFやミステリーなど、自分の好きなジャンルとなると珍しく口数が多くなる彼。普段なら「映画の間は喋んないで〜!」と言いたくなるところですが、今日はデートごっこ。あえて彼の説明付きで映画を楽しめる余裕を持ちます。

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4.表参道「志度」でディナー

無類のワイン好きな彼。私自身、お酒にはあまり強くはないですが、彼のオススメしてくれたワインを一緒に嗜みます。過去に彼が行ってみたいと言っていたお店を予約し、いつもよりおめかしして楽しめるよう、ここを予約。店主と奥様2人の静かなお店なので、久々にゆっくりと会話ができます。「なんだか仲が良いわねぇ」と奥様に言われたら、私のミッションは完了。

5.少し歩いて「CICADAへ」

ここが本日の最終目的地。いつも部屋着でウロウロしている彼とはちょっと違うパリっと決めた彼。「なーんだ、こんなにカッコ良かったんだ」と再確認。「なんだかんだ言って、いつも優しくしてくれてありがとう」「今日は付き合ってくれてありがとう」不思議なもので、普段は言えないこんな言葉が、ロマンティックな空間だと自然に出てくるから不思議です。

いかにもデートっぽい場所を選ぶと、私もなんだかいつもより控えめに。彼も自然とダンディに振る舞うようになる。

私はこんな瞬間が大好きです。




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