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学生は年金が免除される???
学生は年金が免除されるから申請した方がいいよ!と言われたことがあります。
学生納付特例制度といって、
その期間払わなくても、年金に加入している年数に組み込んでくれる制度。
ただし、その期間分は支給額を減額されるので追納するのがおすすめ。
免除っていうから払わなくていいのかと思ったよ(笑)
日本には年金制度があります。
20歳から60歳まで年金を支払い
そして、65歳から死ぬまで年金を支給してくれる国の制度。
20歳といえば、働いている人もいれば大学生や専門学生の方もいます。
でも年金は、どんな職業であろうと払わなくてはいけません。
[ad#codo1]年金の支払額
月額にして、15590円。
20歳の誕生日を迎え時から年金を支払います。
普通の学生で月15590円も支払えないですよね。
大抵は親が代わりに支払うか、滞納するか。
そこで、学生である所得以下である場合は、
学生納付特例制度を申請することで加入だけしてください!という制度です。
加入だけしておく方がいい理由
別に減額されるのが同様であれば加入もしなくてもいいのではないか??
そう思うと思います。
実際僕もお金がないのでそう理由をつけて加入を見送っていました。
加入したほうがいい理由
- 追納できる期限が10年
- 障害基礎年金等を受け取れる権利
- 老齢基礎年金の加入期間に含んでくれる
未納の時効は5年です。
免除申請を行うと10年まで後に追納できます。
障害や死亡の事故が起きたときに、障害基礎年金や遺族基礎年金が支給されます。
学生納付特例制度の承認を受けている期間は、保険料納付済期間と同様に当該要件の対象期間になりますので、万が一のときにも安心です。
年金を受け取るには25年以上の納付済期間が必要ですが、学生納付特例制度の承認を受けた期間は25年に含まれます。
以上のことから、未納よりも特例制度を受けたほうがいいことがわかります。
学生納付特例制度の申請はしておきましょう。
申請の仕方がわかない人のために
申請方法
- 平成20年4月から在学する大学等の窓口でも申請手続きができるようになりました。
(在学する大学等が学生納付特例事務法人の指定を受けているか確認してください)
- 郵送でも申請できます
まずは学生納付特例の申請用紙を手に入れましょう!
年金事務所に請求か年金機構のHPからダウンロードしましょう!
申請用紙にご記入していただき、添付書類とともに住民登録をしている市区役所・町村役場へ郵送してください。
必要な添付書類
- 国民年金手帳
- 学生等であることまたは学生等であったことを証明する書類
申請は毎年必要です。
11月の申請許可が下りたら、来年の3月まで。
来年の4月から再来年の3月まではまた申請して許可を受けなくてはいけません。
ちなみに去年の分も申請することができます。
(4月に申請に限る)
前年4月か今年の3月までの期間
申請書を今年の分と合わせて2枚提出してください。
申請できる所得
「学生納付特例」が適用される所得の目安
「118万円+扶養親族数×38万円」以下である場合です。
減額される金額とは?
払っていない期間が1か月あると年間1625円減額されます。
学生の間は24カ月分なので、39000円年間支給額が減ってしまいます。
これは、年金を受給している間ずーと減額されたままです。
もったいないです。
学生の間の猶予された年金もいずれは追納しましょう!
追納額は3年たつと加算額が足されています。
平成28年度支払いの場合の追納額
追納した場合の支払額 元々の支払額
- 平成18年度の月分 15,000円 13,860円
- 平成19年度の月分 15,030円 14,100円
- 平成20年度の月分 15,140円 14,410円
- 平成21年度の月分 15,230円 14,660円
- 平成22年度の月分 15,490円 15,100円
- 平成23年度の月分 15,280円 15,020円
- 平成24年度の月分 15,130円 14,980円
- 平成25年度の月分 15,100円 15,040円
- 平成26年度の月分 15,250円 15,250円 追納加算額はありません
- 平成27年度の月分 15,590円 15,590円 追納加算額はありません
追納した場合には支払保険料は全額、所得税及び住民税の計算のうえで「社会保険料控除」になります。
その分税金が安くなります。
学生の間は特例制度で猶予して、社会人になってら加算額がない2年以内に地道に追納していくと、
年金支払い額も変わらず税金も安くなります。
ぼくも、学生納付特例制度をしってから申請を行いました。そのころは市役所で。
追納は知っていたのですが、加算額をしらずに10年ギリギリで支払ったら、
加算額が結構含まれており莫大になりました。
100万近く支払った気がします。
年金に利息みたいなのがついていたとは、知らなくて損しました。
その分、その年の税金は安くなりましたが、地道に追納したほうが本当は賢いですよね。
ぜひ、未納の期間があるともったいないですから、学生納付特例制度を利用しましょう!
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