ぺプラムとは、ウエスト部分から裾への部分がふわっと広がったシルエットで、フレアやフリルで裾広がりになっているデザインの洋服のことをいいます。
とても女性らしいデザインで、ブラウスやジャケット、そしてワンピースなどに取り入れられていることが多いですね。
ぺプラムのファッション
2012年の春から流行り始め、近頃は定番アイテムといってもよいぺプラム。
実は、このぺプラムは、以前一度大流行したことがあるファッションなのです。
それは1940~1950年代のこと。始まりは、あの有名ブランドのクリスチャン・ディオールからでした。クリスチャン・ディオールが、細い女性らしいウエストを強調するためにぺプラムを作ったのです。
とはいえ、今とは異なり、当時は、どれだけウエストラインを強調できるかというのが勝負だったため、コーディネートもトップスもボトムスもボリュームのあるものを持ってくるというのが定番だったようです。
そして、2012年、よく流行は一回りしてまた戻ってくると言われますが、ぺプラムも同じようにまた流行し始めたのです。
ぺプラムの人気の理由
やはりデザインにあります。
特徴的なデザインが、女性にうれしい効果がたくさんあるんですね。
ウエスト周りがきゅっと詰まったデザインになっていて、裾はフレアやフリルでふわっと裾広がりになっているため、気になるおなか周りやお尻回りがナチュラルに隠せるといううれしい効果があります。
そして、ウエストがマークされるとそれだけで女性らしさが強調されますね。男性には着こなせないアイテムです。
ペプラムを着ていると、ウエストラインを高めに見せることができるので、脚長効果もあります。
それに、年齢を問わず着られるアイテムなのです。
またオンでもオフでも、活躍できるアイテムです。カジュアルにフェミニンにも着こなすことができますので、オフィスでも使えるアイテムです。
近頃では、同じぺプラムでもリボンがモチーフになっているデザインがあったり、全体がフリルやフレアになっているものだけでなく、トップスのバックだけがフリルになっているものだったりとデザインも豊富になってきています。フリルを全面に押し出すのはちょっとという方でも取り入れやすいぺプラムも増えてきているのです。
それに、当初はスエット素材のぺプラムが流行していましたが、素材もさまざまですので、コーディネートの幅も広がります。
ぺプラムのコーデ
そんなペプラムの着こなしはバリエーションも豊富。
まずはペプラムにタイトスカートです。女らしさ全快の王道のコーディネートですね。
オフィスでも、プライベートでも使えるコーデです。
続いては、ぺプラムにデニムを組み合わせたコーディネートです。
さまざまなタイプのデニムがありますが、意外にどのタイプのデニムにもあいます。
スキニータイプのデニムを合わせれば、ぺプラムの効果で脚長効果はさることながら、足を細く見せる効果も期待できます。
ガーリーなぺプラムにあえてのボーイフレンドデニムというのもオススメです。
カジュアルガーリーなコーディネートですが動きやすいので、小さなお子さんがいらっしゃるママさんにもいいですね。
冒頭でも書いたようにぺプラムはトップスだけではなく、ワンスにも取り入れられています。ぺプラムが取り入れられたタイトなワンピースは、上品に決めることができますので、お呼ばれスタイルとしてもオススメです。
お子さんの入学式なんかでは、スーツのトップスにぺプラムも素敵ですね。ジャケットのインナーとしてもぺプラムはいいポイントになって、他のママさんと差をつけられること間違いなしです。
またぺプラムトップスは短め丈のものが多いので、ワイドパンツにも合わせやすいです。夏場はさらっとした素材のワイドパンツに合わせると涼やかでいいですね。
最近はぺプラムが取り入れられたぺプラムスカートもあります。ぺプラムスカートには、あえてのシンプルなTシャツを合わせるのもオススメです。
ぺプラムは、トップスやボトムス、そして素材によっても、いろんな着こなしが楽しめて、取り入れるだけでお、女らしさを演出でき、またオールシーズンで使える便利なファッションアイテムです。
今年は女らしさをアップしたいと思っている方は、さっそくワードローブに加えてみてくださいね。
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